前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

『 地球の未来/世界の明日はどうなるー『2018年、米朝戦争はあるのか➀』★『昨年11月末、北朝鮮「核武力完成」を宣言 ICBM「火星15」発射成功と』★『国連安保理、北朝鮮への石油精製品輸出90%を削減、追加制裁決議を採択』★『北朝鮮、平昌五輪へ選手団を派遣す

      2018/01/18

 『 地球の未来/世界の明日はどうなるー

『2018年、米朝戦争はあるのか』➀★

トランプ米大統領の誕生から丸一年、予測通り世界は「不安と混迷と戦争」の危機におびえている。2018年の世界は果たしてどうなるのか。

「平和か、戦争か」米朝対立、非難合戦で、「核戦争のボタンは押されるのか」中東に戦火が飛び、「アメリカはイランを攻撃するのか」、また、迷走を続けるトランプ政権は今年11月の中間選挙で敗北し、トランプ氏は一期の大統領として混乱の張本人として、主役の座から去るのかどうか・・・

『11月29日に北朝鮮はICBM「火星(ファソン)15」(射程1万3千キロ以上)を1発を発射した。日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したが、最高高度は4000キロ・メートル超えてアメリカ全土を射程に収めたものと日米政府は発表しました。 北朝鮮のICBM発射は昨年は15回にのぼります。トランプ米政権が11月20日に北朝鮮を「テロ支援国家」に再指定したことへ反発しての発射です。

北朝鮮「核武力完成」を宣言 ICBM「火星15」発射成功と

http://www.bbc.com/japanese/42162132

北朝鮮の新型ICBM 火星15の発射映像ロング版[HD]

『これに対し、国連安保理は9月12日の北朝鮮への石油精製品輸出の30%削減の制裁決議をさらに強化して、12月22日には約90%にするきびしい追加決議を全会一致で採択しました。国連安保理の制裁決議採択は2006年10月以降、これで10回目となり、昨年は4回で、ついに、北朝鮮にとっての命綱の石油輸入のほぼ全面停止、制裁に乗り出したのです』。

国連安保理、北朝鮮追加制裁決議を全会一致で採択

https://jp.reuters.com/article/un-north-korea-resolution-idJPKBN1EG27I

『北朝鮮がどう出てくるか、注目されましたが、金正恩は今年の元旦1月1日の朝鮮中央テレビで新年の辞として、「米本土を攻撃できる核弾頭を搭載したICBMの実戦配備した」威嚇宣言しました。また、「米本土の全域は我々の核打撃射程圏にある。核のボタンは私の事務室の机の上にある。脅しではなく現実だと」と強調した。

金正恩が年頭に示した「ソフト路線」の読み方

経済強国はしっかりアピール、核の成果も

http://toyokeizai.net/articles/-/152187

この一方で、韓国で2月9日に開催する平昌冬季五輪について「民族の地位を高めるこの大会の成功を心から望む。代表団の派遣も十分に可能だ」と述べて融和政策へ揺さぶりをかけました。

日中米にはさまれて八方ふさがりだった文在寅韓国大統領は渡りに船とこれに飛び乗り、南北会談が2年ぶりに再会されることになり、9日の板門店での南北当局者の会談を実現した。

トランプ氏も2月9日からの韓国での平昌五輪期間中に米韓合同軍事演習を行わないことで合意。「五輪の範囲を超えて話し合いがされれば素晴らしいと思う。適切な時期に米国も関わり、金正恩氏との電話協議の可能性もある」と語っています」。

「この平昌五輪外交の成り行きは注目されますね。オリンピックはなによりも戦争を避ける平和の祭典ですからね。

ニクソン元大統領の訪中に至る米中雪解けのきっかけになった「ピンポン外交」(1971年の米中外交)、「レスリング外交」(2013年の米イラン外交)、「金正日と米国プロバスケットボール(NBA)元選手のデニス・ロッドマン氏の親密な関係」などのケースを参考にして、平和的な解決に向けて対話への道を切り開くべきですね」。

 - 人物研究, 戦争報道, 現代史研究, IT・マスコミ論

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
日本メルトダウン脱出法(858)『中国、南シナ海問題取り下げ要求』●『安倍首相 サミットで米露を和解させる外交的勲章に野心』●『コラム:中国の不良債権株式化、銀行の自己資本不足招く恐れ』●『コラム:中国の改革を阻む「ゾンビ企業」の過剰雇用』

日本メルトダウン脱出法(858) 中国、南シナ海問題取り下げ要求 http:// …

『ある国際ビジネスマンのイスラエル旅行記①』★『35年ぶりに、懐かしのイスラエル第3の都市・ハイファを訪ねました。』★『エルサレムでは偶然、岩のドームの金色屋根に接近し、数名の自動小銃武装の警官からムスリム以外は接近禁止と言われた』

2018/02/24 『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ ウオッチ(229 …

no image
日本メルトダウン脱出法(782)「日本は蘇るか? 経営者が知っておくべき「経済の新潮流」●「外国人観光客に勧められない!東京「7大ガッカリ」観光地が判明」●「外国人が驚く!ニッポンの「鉄道作法」10選 日本の「常識」は海外からみると「ガラパゴス」

  日本メルトダウン脱出法(782)   日本は蘇るか? 経営者が知っ …

no image
速報(253)★『原発民間事故調報告書まとまる。これを見て<原子村>ではなく<ガラパゴス原子国家日本の悲劇>を考える

速報(253)『日本のメルトダウン』   ★『原発民間事故調報告書まと …

no image
日本メルトダウン脱出法(594)『任務を負った安倍首相―行先は不明』(英FT紙)『吉と出るか凶と出るか?解散総選挙」

 日本メルトダウン脱出法(594)     ●『任 …

no image
速報(459『神戸大学大学院・木村幹教授の「中国とどうつきあうか」講演動画●『リー・クアンユー氏「日本は 「下り坂」と予測』

 速報(459)『日本のメルトダウン』   ●<神戸大学大学 …

no image
『震度6、大阪北部地震発生、参考記事を掲げる②』―★記事再録『2016年4月の熊本地震から2ゕ月』(下)『地震予知はできない』ー政府は約3千億円を つぎ込みながら熊本地震まで38年間の『 巨大地震』の予知にことごとく失敗した。<ロバート・ゲラー東京大学理学系教授の正論>』

『地震予知はできない』ー政府は約3千億円を つぎ込みながら熊本地震まで38年間の …

no image
速報(240)『チリは巨大津波警報を出さなかったトップを過失致死罪で起訴。日本政府、東電、保安院はなぜ起訴されないか。

速報(240)『日本のメルトダウン』   ★『南米チリは巨大地震の津波 …

日本リーダーパワー史(842)★『新刊「世界史を変えた『明治の奇跡』(インテリジェンスの父・川上操六のスパイ大作戦、海竜社 2200円+税)を出版』★『「明治大発展の国家参謀こそ川上操六』★『一大国民劇スペクタクル「日露戦争」は川上操六プロデューサー、児玉源太郎監督、主演は川上の薫陶をうけた情報参謀の福島安正、柴五郎、明石元二郎、海軍は山本権兵衛、東郷平八郎、秋山真之らオールキャスト』

 日本リーダーパワー史(842) このほど、「世界史を変えた『明治の奇跡』(イン …

no image
世界/日本リーダーパワー史(893)米朝会談前に米国大波乱、トランプ乱心でティラーソン国務長官、マクマスター大統領補佐官らを「お前はクビだ」と解任、そしてベテラン外交官はだれもいなくなった!

 世界/日本リーダーパワー史(893)   「アメリカは民主主義国でル …