前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

 『 地球の未来/世界の明日はどうなる』< 世界、日本メルトダウン(1040)>『トランプ大統領の就任100日間(4/29日)が突破した』③★『トランプ政権の黒幕/スティーブ・バノン大統領首席戦略官が外された。』●『  「もっと簡単だと思っていた」、トランプ氏が大統領の職を語る』★『オバマケア改廃法案、米下院が可決 トランプ氏に追い風』

      2017/05/07

 『 地球の未来/世界の明日はどうなる』< 世界、日本メルトダウン(1040)>

『トランプ大統領の就任100日間(4/29日)が突破した』②

 

『トランプ」政権の黒幕/スティーブ・バノン大統領首席戦略官が外された。

 

(B)「国内政治もトランプの公約がほとんど行き詰まるか、大統領令は裁判で却下された。選挙中から公約の最大の目玉だった医療保険制度改革法(オバマケア)を3月24日にトランプ大統領は下院に提出しが、土壇場で引っ込めてしまった。

なぜそうなったのか、トランプ氏とスティーブ・バノン大統領首席戦略官は、共和党議員らに「支持しろ!」「この法案に賛成票を投じる以外、君たちに選択肢はない」などとどなって、圧力をかけた。

これが共和党保守派議員たちから猛反発を受けて可決の見込みがなくなった。とにかくトランプ流のブラフ(威圧、恫喝)交渉の大失敗だね」

 
トランプの危険な黒幕バノンの命運も尽きた
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/04/post-7428.php
 
スティーブ・バノンの世界観は、フランスの人種差別小説にルーツがあった
http://www.huffingtonpost.jp/2017/04/14/steve-bannon_n_16006016.html

 

(A)「この結果、トランプ氏の「黒幕」のバノン氏(保守系ニュースサイト「ブライトバート」元会長)は4月5日に安全保障の政策決定機関「国家安全保障会議」(NSC)の常任メンバーから外された。

この裏でこの背景には、トランプ氏の娘婿ジャレッド・クシュナー氏が助言していた。一方クシュナー氏はトランプの極右色を薄めて、中国側との関係構築で中心的な役割を果たして外務大臣役になりつつある。トランプ・習近平の米中首脳会談に同席した」

トランプ大統領の娘婿クシュナー氏、「黒幕」バノン氏外しに一役買う

http://www.huffingtonpost.jp/2017/04/08/trump-bannon_n_15872294.html

もはや修復不能なまでに二極化した米国

フランス出身の新進気鋭政治学者が両極化の元凶を暴く

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/49883

 

(C)「いずれにしても、トランプ政権は再び深刻なイメージダウンとなった。上下両院で多数を握る共和党は民主党が反対しても法案を通せるはずだが、共和党内部の分裂でそれができない。

 

医療改革、税制改革、インフラ投資などの大型法案の成立はこれによりますます不透明な情勢となり、トランプ氏の指導力に疑問符がついた。ニューヨーク株式市場はこれまで史上最高値を更新していたが、一転下落に転じた」

 

「もっと簡単だと思っていた」、トランプ氏が大統領の職を語る

http://jp.reuters.com/article/usa-trump-100days-idJPKBN17Y0BH

 

(B)『米の専門家のコメントでも、素人のトランプ大統領は持論に基づいて優先課題を決め、これまでの経験豊富な歴代大統領が取りくんでもできなかった難しい課題に挑戦した。

ところが議会工作の経験のないスタッフを集めたために失敗したのです。オバマケアーの改廃、税制改革、1兆ドルのインフラ投資などの公約実現は超党派の支持を集める努力はしても、両極化、分裂した議会では実現はなかなか難しい、と言っている』 

 

米オバマケア改廃法案、僅差で下院通過 上院へ

http://www.bbc.com/japanese/39814086

 

「オバマケアは死んだも同然だ」代替法案が下院通過 トランプ氏は勝利を誇るが道のりは険しい

http://www.huffingtonpost.jp/2017/05/05/obamacare_n_16424764.html

 

(B)「トランプ政権の失策続きに共和党員や白人男性などの支持者も離れ、支持率は34%で、3月から10ポイント落ちた。大統領の仕事を支持しない者は56%で過半数を超えた。

トランプは今や、得票数でクリントンに及ばなかった大統領、ロシアに当選させてもらった大統領、目玉公約のオバマケア廃止法案さえ通せない大統領、とまるで「裸の王様」を証明する結果たなったわけだよ

(C)「しかし、一旦、仕切り直しとなったオバマケア廃止法案はトランプの必死の巻き返しで5月3日になって、下院をわずか3票さで、可決されましたね。

今後、上院で可決されるか、否決されるかはわからないが、恫喝、威圧のトランプ流のネネ越しエーションを失敗に懲りて修正してきたことは間違いないな。メディアの取材を以前のように拒否せず、応じており『大統領がこんなに大変なこととはやって見て初めて分かった』とロイターとの会見で、正直に話している。その点はあけっぴろげで『露悪家』のトランプの本音だね」

 

オバマケア改廃法案、米下院が可決 トランプ氏に追い風

http://jp.reuters.com/article/usa-healthcare-congress-pass-idJPKBN1802JJ

トランプ政権の保守本流化を後押しする3人の女性

新たな専門家の採用で共和党の伝統的な政策へ?

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/49923

 

強固な支持を続けるトランプ支持者たち

就任100日目の支持率は最低、しかし支持者たちに後悔はなし

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/49897?utm_source=editor&utm_medium=self&utm_campaign=link&utm_content=recommend

『 地球の未来/世界の明日はどうなる』< 世界、日本メルトダウン(1039)>『トランプ大統領の就任100日間(4/29日)が突破した』②「トランプ大統領は『恐ろしいほどのナルシスト』」★『[FT]米大統領選、ツイッターの4分の1が偽ニュース』●『速報、スクープ中心の報道から、BBCが打ち出した『スローニュース』戦略への転換だ』★『ルペン氏、偽ニュースも利用=挽回に必死-仏大統領選』

http://www.maesaka-toshiyuki.com/person/24558.html

 

 - 人物研究, 現代史研究, IT・マスコミ論

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

『世界天才老人講座・葛飾北斎(88歳)研究』★「過去千年で最も偉大な功績の世界の100人」の1人」★『「ジャパンアニメ」+「クールジャパン」の元祖』★『創造力の秘密は、破天荒な奇行、93回も引越す』★『創造力こそ長寿力、72歳で傑作『富嶽三十六景』を発表、80歳でさらに精進し、90才で画業の奥義を極め、百歳にして正に神の領域に達したい』

葛飾北斎(88歳)「過去千年で最も偉大な功績の世界の100人」の1人 &nbsp …

no image
日本リーダーパワー史(412)『安倍首相のリーダーシップで、『今後3ヵ月(2013年末)の短期国家戦略プログラム提言』

   日本リーダーパワー史(412) 『安倍首相が消費税値上 …

no image
『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(105)』 「パリ・ぶらぶら散歩/オルセー美術館編(5/2日)④

ホーム >  湘南海山ぶらぶら日記 > …

『Z世代のための日本恋愛史における阿部定事件』★『男女差別、男尊女卑社会での、阿部定の「私は猟奇的な女」ですか「純愛の女」ですか』★『「あなたは本当の恋をしましたか」と阿部定はわれわれに鋭く突きつけてくる』

前坂俊之編「阿部定手記」(中公文庫,1998年刊)の解説より、 「阿部定、何をや …

no image
<まとめ>『日清戦争,日露戦争』の戦略を立案した参謀総長・川上操六の<最強のインテリジェンス>こそ明治躍進のカギ②

 <まとめ>川上操六について②   『日清戦争』『日露戦争』 …

日本リーダーパワー史(535)「山本権兵衛を激賞した福沢諭吉(上)」

                  日本リーダーパワー史(535) & …

no image
『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ ウオッチ(234)』-『今回のバイエルン会長の、W杯一次リーグ敗退に関する常軌を逸した個人攻撃。エジルの今までの多大な功績への慰労も全くない』★『エマニュエル・トッドが常に強調するドイツ人組織トップの突然変貌する、デモクラシーを忘れた不寛容でアブナイ言動が露出している』

  バイエルン会長、代表引退のエジルを酷評「クソみたいなプレーだった」 …

no image
日本リーダーパワー史(102)日本一見事な引き際・伊庭貞剛の晩晴学②<有害なのは老人の跋扈(ばっこ)である>

日本リーダーパワー史(102) 日本一見事な引き際・伊庭貞剛の晩晴学② &nbs …

no image
日本メルトダウン脱出法(784)「ザッカーバーグの「巨額寄付」は美談ではない、寄付の枠組みを知れば、真の狙い」が分かる」●「ロシアとトルコ 撃墜事件でよみがえる500年来の対立の歴史」●「ドイツはなぜ難民受け入れに積極的なのか?」

 日本メルトダウン脱出法(784) http://toyokeizai.net/

no image
『オンライン/『日中韓500年/オンライン世界史講義①』★『世界的権威ベルツの日韓衝突の背景、歴史が一番よくわかる講義①』★『明治天皇のドイツ人主治医・ベルツ(滞日30年)の『クイズ『坂の上の雲』ーベルツの『日本・中国・韓国』五百年の三国志①<日露戦争はなぜ起こったのか>

 <2011/02/27 記事再録>   クイズ『坂の上の雲 …