日中対立の先駆報道の研究『日清戦争にみる<日中誤解>(パーセプション・ギャップ)の衝突②『日本に天誅を下せ』『申報』
(パーセプション・ギャップ)の衝突②
それは各々が開港地や要害の地において、状況に応じて防宮を動かし,守備をしっかりと固め、日本の兵船に出会ったならば砲撃を加え、わが国の沿海地方をかき乱させてはならず、また隣省の各大官と急ぎ連絡をとり、現在の各路の防官を状況に応じて天津へ分遺して北洋大臣と合流させ、敵に対抗するように画策せしめよ。もし防宮を分遺して地方での警鐘が不足するならば,別に新兵を募集して駐屯させることを許可する云々、というものだった。
今日の倭は、理を論ずればすなわち出兵しても名目は立たず,理由もなく騒ぎ立てている。勢を論ずればすなわち兵少なく兵糧も欠乏している。まず虚勢を張ってどうかつしようとしても,結局は全力を挙げて持ちこたえざるを得ない。
試みに問う。「兵凶戦危なれば,謀定まりて後戦うも,なお勝たざるをおそる」と言うではないか。軽々しく戦争を事とするべきだろうか。中国は緩慢であるかに見えるが、実は自重しているのであり.その勝算は確実なものなのだ。故にこれがなめにあらかじめ良策を図り.天誅書を記した。
関連記事
-
-
長寿学入門(220)-『危機の社会保障 迫る超高齢化 長期展望を欠く政治の罪』●『アルツハイマー病、治療薬は3年以内、ワクチンは10年以内に実用化の見込み』★『カレーを毎日食べると記憶力が向上、認知症の予防にもなる?』
長寿学入門(220) 長寿学入門(219)ー日本ジャーナリスト懇話会(2018 …
-
-
池田龍夫のマスコミ時評(32) 世界各地への騒乱拡大を危惧-米独善主義に反発が強まる
池田龍夫のマスコミ時評(32) 世界各地への騒乱拡大 …
-
-
連載「エンゼルス・大谷選手の大活躍ー<巨人の星>から<メジャーの星>になれるか」③『「全米メディアも大谷の『完全試合未遂』に大興奮『本当に人間か?』★『メジャー席巻の大谷翔平は「ハンサムで好感」米経済紙が“商品価値”を絶賛』★『 ペドロ・マルティネスが二刀流大谷のメジャーでの成功の秘密を解説!』
連載「エンゼルス・大谷選手の大活躍ー<巨人の星>から <メジャーの星>になれるか …
-
-
『ある国際ビジネスマンのイスラエル旅行記②』★『懐かしのエルサレムを訪問、旧市街のキリスト教徒垂涎の巡礼地、聖墳墓教会にお参りす』★『キリスト絶命のゴルゴダの丘跡地に設けられた教会内部と褥』
『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ ウオッチ(231)』(2 …
-
-
池田龍夫のマスコミ時評⑯ 「沖縄密約文書開示訴訟」の結審 4月9日の「判決」の行方を注視
池田龍夫のマスコミ時評⑯「沖縄密約文書開示訴訟」結審 4月9日「判決」の行方を注 …
-
-
『 京都古寺巡礼のぶらり旅』/ 『秀吉ゆかりの「京都醍醐寺」全動画案内30分』―わが 『古寺巡礼』で深く感動した古刹、庭園です①』
ホー 2016/09/05 記事 …
-
-
『リーダーシップの日本近現代史』(141)再録★<提言>『教育改革に①「英語の第2国語化」②「プログラミング」③「世界旅行【海外体験)を取り入れる』
2017/12/06 の記事再録  …
-
-
日本の最先端技術『見える化』チャンネル―『IFPEX2017(9/13-15)-NACHI(不二越)のフルードパワーテクノロジー』●『CKDのパワフルアームのプレゼン』
日本の最先端技術『見える化』チャンネル IFPEX2017(9/1 …
-
-
『Z世代のための<日本政治がなぜダメになったのか、真の民主主義国家になれないのか>の講義⑦★『自民党裏金事件の処分を見れば、これが真の政治家のやることか』★『政治家の本来の仕事とはー政治家(ステイッマン)は高い志を持ち、国益や国民益を考えて行動する人。逆に「政治屋(政治稼業)ーポリティシャン」は「自分の選挙や当選することを主目的に、国民益よりも収入の自益、地盤益、党益、派閥益を優先する人』★『岸田首相は3代にわたる政治屋家業』
2023/02/10   …
-
-
知的巨人の百歳学(119)-『元祖スローライフの達人・超俗の画家/熊谷守一(97歳)』★『文化勲章もきらいだが、ハカマも大きらい。正月もきらいだという。かしこまること、あらたまること、晴れがましいことは一切きらい』
知的巨人の百歳学(119)- 『元祖スローライフの達人・超俗の画家/熊谷守一(9 …