百歳学入門(62)「財界巨人たちの長寿・晩晴学①」渋沢栄一、岩崎久弥、大倉喜八郎、馬越恭平、松永安左衛門―
―渋沢栄一、岩崎久弥、御木本幸吉、大倉喜八郎、
健康長寿の秘訣については「書をたしなむことと、国際交流である」とも語り、最期まで書をたしなみ、直筆による書簡や掛け軸も数多く揮毫しています』
敗戦での財閥解体で、三菱の全役職を辞任しますが、アジア研究のための東洋文庫を設立、六義園を寄付するなど社会貢献しています。
御木本翁は小食、薄着で生命保険が大嫌い。
身長150センチと小柄だが、タフネスで全身、エネルギーの固まり、84歳で子供が産まし、90歳で日本アルプスに登ったというからすごいヤツです。ウナギが大好物で、昼食はいつもウナギのカバヤキに刺身、それにビール1本を死ぬまで欠かきなかったとか』
モットーは「心配すべし。心痛すべからず」。苦心配慮し、心を配ることは大切だが、自分の身体が痛むほど、心を痛むことは愚かなことだとし、『元気、勇気、長生き、腹のおちつき』の「四気」こそ大事と説いています』
戦後の電力再編をやり遂げた後、最後に取り組んだのが日本人へ世界史的な感覚を持った歴史遺書を残すことでした。
関連記事
-
『ベートーベン生誕250周年』★『ウイーンぶらぶら散歩でべートーベン記念博物館「ハイリゲンシュタットの遺書の家」で、デスマスクや遺書の真筆、葬儀の模様、最後の部屋のデッサンなどを見ることが出来る。
2016年5月16日の記事再録 『F国際ビジネスマンの …
-
「オンライン・日本史決定的瞬間講座➄」★「日本史最大の国難をわずか4ヵ月で解決した救国のスーパートップリーダー・鈴木貫太郎首相(78歳)を支援して、終戦を実現させた昭和傑僧、山本玄峰(95歳)とは一体何者か?(下)』 ★「禅坊主の死に方を見せてやる」(遷化(せんげ)」★『遺書には「正法(しょうぼう)興るときは国栄え、正法廃るときは国滅ぶ」』
1890年(明治23)に25歳で出家 玄峰は郷里へ帰 …
-
知的巨人たちの百歳学(116)根津嘉一郎東武鉄道初代社長(79)「克己心」「己に克つ」ことこそが健康長生法
知的巨人たちの百歳学(116) 根津嘉一郎(79歳)の「克己心」ー …
-
[涙なくして読めない人物史』(12)人気記事再録/「昭和史決定的瞬間/名シーン』-『1941年(昭和16)12月3日の山本五十六連合艦隊司令長官の家族との最後の夕餉(ゆうげ、晩ご飯)』★『家族六人一緒の夕食で山本も家族も何もしゃべらず無言のまま』(日本ニュース『元帥国葬」動画付)
山本五十六の長男が回想する父との最後の夕餉(ゆうげ) 昭和十六年(1941年)1 …
-
『リーダーシップの世界日本近現代史』(294)★『 地球温暖化で、トランプ対グレタの世紀の一戦』★『たった1人で敢然と戦う17歳のグレタさんの勇敢な姿に地球環境防衛軍を率いて戦うジャンヌダルクの姿がダブって見えた』★『21世紀のデジタルITネイティブ」との世紀の一戦』★『2020年がその地球温暖化の分岐点になる』
地球温暖化で、トランプ対クレタの戦い』 …
-
百歳学入門(244)-『人助けのスーパーマン/尾畠春夫さん(78歳)の行動力とその人生哲学に心を打たれた。これぞ<本物人間>と比べて、わが偽善の人生を反省する』
玄関前に「山口に行ってきます」と書き置き…2歳児発見“スーパーボラ …
-
『リーダーシップの日本近現代史』(243)/★記事再録『2011年3月11日、福島原発事故から49日目)ー『日本のメディア、ジャーナリスト、学者の責任と良心を問う』
2011/04/28 速報(38) …
-
★『鎌倉釣りバカ人生30年/回想動画記』➀(2011年から10年間)」★『Severe winter in KAMAKURA SEA』と『老人の海』=『ラッキー!大カサゴのお出ましじゃ』
2011/02/13 「鎌倉カヤ …
-
知的巨人たちの百歳学(127)<カルピス王・三島海雲(96)の健康長寿・生涯現役\経営術>モンゴルで緬羊(めんよう)事業に着手、中国の排他主義で悪戦苦闘ついに事業から撤退、裸一貫に
知的巨人たちの百歳学(127) <カルピス王・三島海雲(96)の …
-
百歳学入門(22) 作家・野上弥生子(99歳)の最期まで書き続ける努力『今日は明日よりより善く生きる』
百歳学入門(22) 作家・野上弥生子(99歳)の最期まで書き続ける努力 …