速報(36)『日本のメルトダウン』(49日目)ーー『日本のメディア、ジャーナリスト、学者の責任と良心を問う』
大学、学者の世界もあの封建的な山崎豊子『白い巨塔』から、どこまで進歩したのか。今回、一貫して原発の危険性を訴えていた京大7人組が村8分にされて、万年助教(かつて、公害問題で活躍した宇井純東大助手が最後まで東大で助手でおかれた)に差別され、教授との反対意見をとなえると飛ばされ、研究費も回してもらえないという学問の自由もない今の大学の存在)の状態と余り変わっていないのである。
これはジャーナリズムではない。
必要な価値観だけで純粋に思索している、しがらみの無い海外ジャーナリズムの主張は、基本に戻る動作を教わります。 さて、今回の原発問題、national felony です。昔であれば、関係者一網打尽で切腹です。
経産省、保安院、安全委員会、東電の関係者をLaw court へ引っ張り出し、再発を絶滅するため、各職責、非常事態への対応、国際連携など細部のやり取りをさせなければなりません』という識者の指摘は重要である。
班目よりも松浦祥二郎が、委員長でありながら、「そんなに安全対策をやったら、馬鹿高い電力価格になり、国際競争に勝てない」と、東電の社長まがいの事を再三言ってます。松浦が、経産省の意を受けて、長年安全を抑えつけていました、原子力村の仕切り屋の一人です。彼は、原研の草創期からの古狸です」
安全委員会の委員長の職務は、優れて行政官の典型です。「国民の命を握っているんですよ」と言われても、彼は「えーえ!、私がですか?」と問い返す
類いの痴呆です。告発される対象の一人です。本当に、原発問題には、日本人の凡ゆる負の文化が凝縮しており、絶対に風化させてはならない』
かつて世界一の絶対沈まないといわれた豪華客船『タイタニック号』が沈没したのは1912年と100年前である。
キャメロン監督、主演はレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットの映画(1997年)は映画史上最高の世界興行収入を記録した。
この映画を見た人は多いだろうが、助かった数少ない1人のおばあちゃんの回想から始まる。
船内では金持ち連中が毎日、豪華でぜいたくな食事のパーティーの連続で浮かれている。氷山に激突しても「不沈構造の船底の5重の仕切りになっているので、浸水しても絶対に沈まない」とのキャプテンの説明に、乗客は最期の最期まで酒を飲み、踊り明かし、浮かれ切って安心していた。
この事故の犠牲者数は1,513人にも達し、当時世界最悪の海難事故となり果てた。
ちょうど100年前のこの事故のことがしきりに福島事故と対比して思い出される。
「一刻も早くボートにのって避難すべきなのか」
このsosの正確な信号を世界に向けて発信することこそが日本のメディアの責任であり、ミッションなのである。
今は戦時下ジャーナリストと自覚すべきでる。
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