前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

速報(101)『日本のメルトダウン』『 海江田経産相から直接電話があった』『今後解放されることはないセシウム汚染』

   

 速報(101)『日本のメルトダウン』

 

(小出裕章動画情報2本) 

7月13日 海江田経産相から小出裕章氏に直接電話があった』
7月18日 今後解放されることはないセシウム汚染とその対策 小出裕章』

 小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ』から転載させていただいた 

713 海江田経産相から小出裕章氏に直接電話が・(サイゾー)

2011720

719日付けのサイゾーに、713日に小出裕章氏の元を尋ねた元木昌彦氏が興味深い内容を寄稿していました。このブログの趣旨である、小出裕章氏本人の言葉の紹介に反しますが特別にエントリーとさせていただきます。

以下、引用。

=====

 余談になるが、小出氏のところを辞する間際に、電話がかかってきた。そうした時間はないとすぐに切ったが、誰からですかと尋ねると、海江田万里経産相からだと教えてくれた。

 面識はないと言う。菅直人に反旗を翻した海江田が、何用あって反原発のカリスマのところへ電話を寄こしたのだろうか。

=====

引用元:日本の被曝医療構造はピラミッド型? 切り捨てられる低線量被曝日刊サイゾー

         共有:

         Tweet
140

Share http://wp.me/p1u81j-pD on Twitter
The URL http://wp.me/p1u81j-pD has been shared 140 times.View these Tweets.




        

Facebook

 

 

 

 

 

●『718 今後解放されることはないセシウム汚染とその対策 小出裕章(MBS

2011年719

2011年718()MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」に、小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)が出演されました。

番組案内

2011年718日【月】節電の夏、怪談で涼を「節電、節電」と例年以上に暑さが厳しく感じられる今年の夏。こんな時こそ怪談で涼んでみませんか?怪異蒐集家の中山市朗さんをスタジオに招き、怪談にみる大阪と東京の違い、そしてとっておきの上方怪談を語ってもらいます。一度聴き出したら最後。スイッチ切りたくても切れませんよ~!京都大学原子炉実験所・小出裕章さんの原発事故解説も。

録画

20110718 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章

 

内容、書き起こし

(水野:小出さんこんばんわ)

小出:小出さんこんばんわ。

(水野:こんばんわよろしくお願いします)

小出:よろしくお願いします。

(えーまずは、牛肉の問題でうかがいたいと思います。放射性セシウムを含む藁が与えられた福島県の食肉用の牛が全国各地に流通していたと、いうニュースがございます。でこの流通していた牛肉のうち多くがですね、兵庫県に肉牛が出荷されていたと、いう話が出てきました。でこれは東京についで多いということでおそらくこの種まきジャーナルを聞いてくださっている多くの方もですね、えー、我が家はどうだろうかという思いで心配をしていらっしゃるのではないかと思うんです)

小出:はい。

(水野:でこの自体に及んで、小出先生は私たちどういうふうに対処するべきだと思われますか?)

小出:えー、私は流通すること自身は反対していないのです。えー、福島県で生産される農産物、あるいは酪農製品も私は流通させろとずっと言ってきた人間ですので流通させることはいいことだと思いますけれども。ただ知らないまま流通されてしまって、子どもも含めてそれを食べてしまうという状況を、私は一番嫌います。えー、どれだけの汚染された牛肉がどこに流れているということをきちっと知らせながらこれからやって欲しいというのが私の願いです)

(水野:うん……、でもですね、これ、うちの店でだしている牛肉はどうやらセシウムい汚染されていると店が開示したときにそれを消費者は買いますか?)

小出:買わないでしょうね。

(水野:ね。買わないんじゃないかと。思うんですよ。例えば大人だけの家庭であってもなかなか手を出す気にならないんじゃないかと。)

小出:はい。多分そうだろうと私は思いますけれども。私はみなさんに知ってほしいのです。311日を境に世界は変わったのです。私たちがこの日本という国をどのようにつくっていきたいかということを考えたときに私はやはり一次産業を支えたいと思いますし、子どもには汚染の食品を食べさせたくないと思いますので、原子力をここまで許してきてしまった大人、放射能の汚染を許した大人がどうすべきなのかということを、やはり皆さんに考えて欲しいと思うし、考えるためのまず条件、ここまでどれがどれだけ汚れてるということを日本の国と東京電力にきちっと表示させるようにさせたいというのが私の願い、です。

(水野:ただ大人はですね、これから先ずっとこうした形で汚染された形で食品を食べ続けて、大丈夫なんですか? いっときのことではないのではないですか?)

小出:大丈夫じゃないです。被曝というのは必ず危険ですから、被曝に関して大丈夫とか安全とかいう言葉を使ってはいけません。ですから大人が、わたくしは大人に食べてくださいと言ってるわけなんですけれども。大人の人にとっても大丈夫なんていう被曝はありませんし安全な被曝はありません。ただ世界が変わっていってしまった以上それを引き受けるしかないと私は思っています。

(水野:例えばそれを消費者としましてはこれぐらいの放射能、物質であればまあ健康に大きな被害は出ないだろうと長期的な見通しを科学的に示されたらある程度の安心が得られてそうした食品にも手をだそうと思うかも知れないと思うんですよ。そうした長期的な実証といいますか、データというものはあるんですか?)

小出:はい。私が信用しているその、長期的なデータというものはもちろんあるわけで。1ミリシーベルトという被曝をしたときに、全年齢の平均で言えば1万人に4人が癌で死ぬと。ただしもう50歳を過ぎたような大人であれば、それの100分の1くらいになっていますと。ですから100万人に4人というぐらいしか死ななくなるのですから、そのぐらいの危険はせいぜいひきうけるべきだしそれが10ミリシーベルトになったところで、10万人に4人ですから、せめてそのくらいのことを引き受けながらこれからの日本という国を少しでもましな国にすると、いうぐらいの責任はもって欲しいと私は思います。

(水野:でも今やですね、逆に言いますと子どもに安全な牛肉を食べさせたいと思っても、どれが安全なのかがわからないというような段階に近づいているんじゃないかと思うんですよ)

小出:そうです。そうです。それが一番悪いことなのであって、どの肉がどれだけ汚れている、どれの野菜がどれだけ汚れているということをきっちりと知らせてくれない限りは選択はできないという状態に私たちは追い込ま出ているのです。それをきっちりと知らせるという責任こそが国と東京電力にあると思います。

(水野:また福島県の牛が出荷停止になるようなんですが。これは福島県だけの問題ですか?)

小出:違います。

(水野:はあー……。)

小出:ようするに汚染というのは、連続的にあるわけですね。ですから国が決めた1キログラムあたり500ベクレルという基準を超えてるもちろん牛もあるわけだし、ちょっと下まわっている牛もいるわけですけれども。みんな要するに連続的に汚染があるし、連続的に危険が存在しているのです。そのどっかの基準を超えたら危険で、その基準を下回っていれば安全なんてものはもちろんないのです、もともと。ですから福島県であろうと宮城県であろうと茨城県であろうと、あるいはちょっと離れたところでもホットスポットというところに位置してしまえば、みんな汚れているわけだし、程度の高い汚染程度の低い汚染として連続的につながっています。

(平野:先生あの、今たまたま牛肉の話になっているですけれども。たとえばまあ3月の事故以降ですね、戸外で放置していた食品って結構あると思うんです。例えば大根なんかを干してる農家の軒下なんかですね、様々考えられるんですけれども。このへんなんかも当然こう、計測が必要でしょうし、その出荷時のまあ情報っていいますかね、それも大事になってくると思うんですけれども。)

小出:そうです。

(平野:あまり政府とか自治体もやってませんよね)

小出:もちろんみんな、そんなこと見たくもないわけですし、政府の方はなるべく安全だということを宣伝したいのですから積極的にやらないということをこんにちまで来ているわけなのですね。でも、もちろんその乾燥させたような大根にしてもそうですし、お茶なんてものはものすごい高濃度にもうどこでも汚れてしまっているわけなのですね。それをちゃんと、あの、消費者、国民一人ひとりにわかるように表示させるというシステムを作るということが、私は一番大切なことだと思います。

(平野:また牛に戻りますけどね、あのー、まあいわゆるこう、餌でですね、除染をすることがなんか有効だということがチェルノブイリの事故でまあ研究されたということですけれども、実際にやってるらしいですけれども。先生その辺お聞きになったことありますか?)

小出:はい、もちろんあります。

(平野:顔料とか、そういうの使う……

小出:プルシアンブルーとかあ

 - 現代史研究 , , , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
明治150年歴史の再検証『世界史を変えた北清事変⑦』-服部宇之吉著『北京龍城日記』(大正15年)より③」★『中華思想対西欧キリスト教思想の文明の衝突』★『自由、平等、人権、博愛精神の西欧思想が中国人には全く理解できずパーセプションギャップ(認識ギャップ)、コミュニケーションギャップが疑惑を増幅し戦争になった』

  明治150年歴史の再検証『世界史を変えた北清事変⑦』 支那(中国)人の脳中に …

no image
トランプ大統領は全く知らない/『世界の人になぜ日中韓/北朝鮮は150年前から戦争、対立の歴史を繰り返しているかがよくわかる連載⑵』ー(まとめ記事再録)『日中韓150年戦争史の連載70回中、21-35回までを再掲載)

  日中韓異文化理解の歴史学(2)(まとめ記事再録) 『日中韓150年 …

no image
 『日本戦争外交史の研究』/『世界史の中の日露戦争』⑬『開戦5ヵ月前の『英ノース・チャイナ・ヘラルド』報道―『開戦の直接原因となった『鴨緑江の竜岩浦(朝鮮領)に軍事基地を建設したロシア』●『英タイムズが報道した『ロシアの極東総督に強硬派のアレクセーエフ提督が就任』

     『日本戦争外交史の研究』/『世界史の中の日露戦争』⑬ 1903(明治3 …

★10・世界一人気の世界文化遺産『マチュピチュ』旅行記(2015 /10/10-18>「神秘に包まれた『マチュピチュ』の全記録、一挙公開!」陸野国男(カメラマン)③

◎< 世界一人気の世界文化遺産『マチュピチュ』旅行記 (2015 /10/10- …

no image
『オンライン/日本史戦争500年講座』★『太平洋戦争と新聞報道』<日本はなぜ無謀な戦争を選んだのか、500年の世界戦争史の中で考える

  再録『世田谷市民大学2015』(7/24)-   『太平 …

no image
明治150年歴史の再検証『世界史を変えた北清事変②』-『ドイツ、ロシア、フランス、イギリスらの中国侵略に民衆が立ち上がった義和団事件が勃発』★『連合軍の要請で出兵した日本軍が大活躍、北清事変勝利の原動力となった②』

 明治150年歴史の再検証『世界史を変えた北清事変②』   以下は鹿島 …

『Z世代のための講座・日本リーダーパワー史(385)』★『国家参謀・児玉源太郎伝(7)★「インテリジェンスから見た日露戦争ー膨張・南進・侵略国家ロシアに対して必勝の戦略を組んだ陸軍参謀総長』

  2013/05/30  日本リーダーパワー史( …

no image
日本リーダーパワー史(438)日米中韓150年戦争史ー第1次米朝戦争を勝利と錯覚、誤認した大院君の朝鮮、韓国①

日本リーダーパワー史(438)   日米中韓150年戦争史をしっかり踏 …

『Z世代のための最強の日本リーダーシップ研究講座】㉝」★『120年前の日露戦争勝利の立役者は児玉源太郎、山本権兵衛』★『日露開戦4ヵ月前、前任者が急死したため児玉源太郎は二階級(大臣→参謀次長)降下して、決然として立ち、日露戦争全軍を指揮した』★『わが戦略が失敗すれば、全責任を自己一身に帰して、内閣にも、参謀総長にも分たず、一身を国家に捧げる決意で取り組む」と決意を述べた』

  児玉源太郎副総理(内大臣、台湾総督)は二階級(大臣→参謀次長)降下 …

no image
世界/日本リーダーパワー史(966)ー『トランプ大統領弾劾問題と米中テクノナショナリズムの対立(上)』★『トランプとロシアとマフィアの三角関係』★『政治ショウ化した弾劾裁判のむつかしさ』

世界/日本リーダーパワー史(966) トランプ大統領弾劾問題と米中テクノナショナ …