速報(113)『日本のメルトダウン』『小沢一郎氏討論会-「震災は国民主導最大のチャンスーウォルフレンと対談』、小出裕章情報
1941
年、オランダ・ロッテルダム生まれ。アムステルダム大学教授・ジャーナリスト。 1987年にはフィリピン革命についての報道でオランダのジャーナリズム大賞を受賞。ジャーナリズムの目的推進のために積極的に活動し、日本外国特派員協会の会長および会計責任者を務めた。30年以上にわたって日本の権力構造をめぐる取材・分析をおこない、日本と欧州を行き来しながら先鋭的な批評活動を展開してきた。今年3月には小沢一郎と検察・マスコミの権力構造を書いた「誰が小沢一郎を殺すのか」(角川書店)を出版した。モデレーター:上杉隆氏 上杉:まず、震災について。東日本震災以降小沢さんの影が見えなかった。何をしていたのか。 小沢:いまだかつて経験したことのない大災害。私も被災県の岩手県の出身。福島の原発と放射能汚染の問題。非常に深刻な事態だと機会があるたびに訴えていた。今、日本人の長所が発揮されていると同時に、欠点も露呈されている。長所というのは、大災害にもかかわらず、力を合わせて復興のために頑張っていること。忍耐と努力。それは日本人として誇っていいこと。 ただ、いまだかつてない危険性を秘めている原発事故と放射能汚染の拡大に直面している。こういう事態になると、個人的な力の発揮ということ以上に、国家として前面に立って、英知を集め、思い切って対策を講じていく仕組みと姿勢が必要だと思うが、一般の国民の中からそういった強い要求・動きが出てこない。非常に日本的な現象だと思っている。ほかの国だったら。(今の政治の現状を)黙って見過ごしているようなことはない。大きな国民運動に広まりかねない。 そういうところが日本の国民性の不思議なところ。「まあまあ」と、みんな頑張ってるとなる。この問題は、マスコミ自体も政治家が何をするべきなのか、この深刻な状態をどう克服すべきなのか、そのためにはどんな体制が必要なのか、政治家はどうあるべきなのか、国民に問うべきだと思う。
どうせ北京政府は公表しない?だろうから、周辺国は自己防衛すべきであり、この近海で漁をしている日本漁船などは注意が必要だろう。
もう一つ、“外国”の保険会社によると、今回の高速鉄道事故の犠牲者数は、今日現在死者259人、負傷者183人、行方不明者154人で、もっと被害は増える見込みだという。
現地ではいつまでも犠牲者家族の抗議が続いているし、行方不明…という語が飛び交っているので不思議に思っていたが、どうりで政府が急きょ「補償金を倍増」した理由がわかってきた。
この国の「事故隠し」は我が国のそれどころではないといえる。
とまれ、外務省はもとより、各メディアには中国の「放射能漏れ事故」に関する情報入手を急いでほしい。中国製原発の事故は避けられないだろうから、来年の黄砂飛来時期が気にかかる。取り急ぎ情報まで!
ご紹介
政策求める声も』
「更新料は有効」という最高裁判決に物申す
賃貸住宅の契約を更新する際の「更新料」について、先月、最高裁判所の判断が示されました。
更新料は、通常1~2年の契約更新のたびに家賃1~2か月分の金額を借り手が負担するものです。最高裁判決は「高額すぎない限り更新料は有効」というものでしたが、賃貸契約って地域によって慣習が異なるし、不透明な部分が多いですよね。「納得いかない!」と思った経験、ありませんか?賃貸契約をめぐるさまざまな疑問について、敷金問題研究会の増田尚弁護士にお話を伺います。京大原子炉実験所の小出裕章先生による原発事故解説もあります。
20110803 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
“デフォルト”・・・結局なんだったのでしょうか?
「デフォルト回避」が大きなニュースになっていますが、結局なんだったのでしょうか?この結果にアメリカ国民はどう思っているのでしょうか?なにより、日本に住む私たちにとっては安心できることなのでしょうか?それにしても、アメリカには借金の上限枠がこんなに厳格に決まっていることに驚いています。アメリカの実情、そこから見えてくる日本の借金問題、ニューヨーク在住のジャーナリスト、北丸雄二さんに聞きます。
きのう10シーベルトという、とんでもなく高い放射線量が測定された福島第一原発、気になる事態が続いています。京都大学の小出先生にきょうも聞きます。
20110802 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
10万年先まで危険が続く…核廃棄物の現実
小出「まあ昔から原子力発電というのはトイレのないマンションだと言われてきた」
(質問:今保管されてるとはいえ、高レベル放射性廃棄物に人間が近づくということは?)
小出「とりあえず50年間、とっておこうという形で保存されています」
小出「ではそのゴミは一体どうするのかと、いうと、10万年あるいは100万年にわたって、生命環境から隔離を続けなければいけないというもの、なのですね」
小出「今の技術を以てすれば300メートル、の地下に穴を掘って埋めるということは、不可能ではないと、思います。しかしやったところでそこでじっとしていて欲しいと願う期間が10万年とか100万年とかいう期間なのです。そういう長い期間にわたってそこにじっとしていてくれるということを保証できる科学はない、のです。だから私はやってはいけないと」
小出「多分一人ひとりのみなさんに、の、生きて行くということの、密接に関係してる事柄だと私は思っていますので、そういう事に多くの人が気付いてくれるなら廃絶できるだろうと思っています。」
関連記事
-
-
日本メルトダウン脱出法(750)「新しい的「GDP600兆円」はどこから出てきたのか?~もはや崖っぷちギリギリのアベノミクス」●「TPP大筋合意:新時代への船出ー(英エコノミスト誌2015/10/10)
日本メルトダウン脱出法(750) 新しい的「GDP600兆円」 …
-
-
日本メルトダウン脱出法(617)『ヨーロッパのイスラム教は今まさに重大な局面」『世界最速の自動車 時速1000マイル」など6本
日本メルトダウン脱出法(617) &n …
-
-
『リーダーシップの日本近現代史』(81)記事再録/ ★『明治維新の元勲・大久保利通の性格は典型的な武士気質の「寡黙不言・決断断固実行型」★『ほとんど口をきかない。いつも葉巻タバコをふかし、全く寡黙で、周囲から恐れられた。』
2016/11/09/ 日本リーダーパワー史(526) 西 …
-
-
『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ⑪』●【オピニオン】安倍元首相に日本の再生は無理』<ウォール・ストリート・ジャーナル>
『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ⑪』 <総選挙投 …
-
-
『リーダーシップの日本近現代史』(57)記事再録/『日中韓の外交戦・『日米同盟』のルーツを林董(ただす)の外交論を読む=「日本は開国以来、未だかつて真の外交なるものの経験なし」
2013年4月25日 日本リーダーパワー史(378)&nb …
-
-
日本リーダーパワー史(598)『安倍・歴史外交への教訓(5)』「大東亜戦争中の沢本頼雄海軍次官の<敗戦の原因>」を読む―鳩山元首相の「従軍慰安婦」発言、国益、国民益無視、党利党略、 各省益のみ、市民、個人無視の思考、行動パターンは変わらず
日本リーダーパワー史(598) 『安倍・歴史外交への教訓(5) 「大東亜戦争中 …
-
-
『リーダーシップの日本近現代史』(66)記事再録/ 日本の「戦略思想不在の歴史⑴」(記事再録)-日本で最初の対外戦争「元寇の役」はなぜ起きたか①
2017年11月13日 日本で最初の対外戦争「元寇の役」はなぜ起こったか 今から …
-
-
日本メルトダウン脱出法(587)●『ユーロ圏:世界最大の経済問題(英エコノミスト誌)●「お・も・て・な・しは日本人の自己満足か-」
日本メルトダウン脱出法(587 …
-
-
『オンライン現代史講座/2・26事件とは何だったのか①』-「日本最大のクーデター」2・26事件でトドメを刺された新聞』作家・広津和郎の新聞批判「八百長的な笑い」★『2・26事件の3か月後に起きた阿部定事件、お定は<世直し大明神>と旋風を起こす』
『2・26事件とは何だったのか』(戦時下の愛のコリーダ」 前坂俊之×「2・26事 …