前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

速報(363)『日本のメルトダウン』低線量被曝の現状●市民と科学者による内部被曝者問題研究会の会見『福島のチョウの奇形』

      2015/01/01

速報(363)『日本のメルトダウン』
 
<3/11から1年ヵ8月―低線量被ばくの現状について考える>
 
 
●市民と科学者による内部被曝者問題研究会のモニタ
リングポストに関する記者会見(ビデオ)
●『低線量被ばくでも白血病/チェルノブイリの作業
員/米追跡調査、11万人対象
●『ドイツ公共第一放送 福島のチョウの奇形』
 
 
                                      前坂 俊之(ジャーナリスト)
 
 
20121005日(金)東京・麹町で行われた自由報道協会主催、
市民と科学者による内部被曝者問題研究会のモニタリングポストに
関する記者会見、前半の様子。

市民と科学者による内部被曝者問題研究会の記者会見_2

2012.08.16 福島で突然変異の蝶』
 
放射線が高いエネルギーを持っている限り、影響があるのは自明の­事実。調査の蓄積が大切になります。ひも付きの調査結果は論外で­すが。
問題は、国の内外での報道の差。これはフランスの報道ですが、N­HKなども情報の使い分けをしているのが実情。情報の操作は常に­権力側の人間の守るために行われ、最終的には大きな不利益を日本­人全体にもたらすことになります。

●『ドイツ公共第一放送 福島のチョウの奇形

●『低線量被ばくでも白血病/チェルノブイリの作業員/米追跡調査、11万人対象http://www.47news.jp/47topics/e/236010.php
 
相変らず日本では、国連原子放射線影響科学委員会(UNSCEAR)や国際放射線防護委員会(ICRP)の「今後も福島県(原発建屋外)ではなんの放射線被害も出ない」という26年間にも及ぶチェルノブイリの複数の国際科学調査結果からの科学的見解はほとんど報道されていませんが、この時期にまたか!といった感じの「日本の放射能恐怖煽り記事」ですね。
論文と称するものが掲載されたという誌名すらもなく、放射線医学(特に、低線量率放射線医科学: Low Dose-Rate Radiation Medical Science)で最も大切な「線量率(Dose-Rate)」の記載すらありません。
このワシントン発共同通信の記事は、バラク・フセイン・オバマ氏が大統領の最後の任期に入った直後の「日本弱体化を狙う政治的な記事」の可能性が極めて高いと思います。
投稿者  : 2012年11月09日 23:14
白血病になった137人のうち低線量の影響による発癌と特定された19人は,100-200mSvであったということであれば,いわゆる広島・長崎のLLS集団を対象とした従来の統計的有意差が出る域値付近に当たりますが,内容を読む限り,それ以下の線量で証明されたというわけではなさそうですね。
ここに記載された記事では,あたかもそれ未満の低線量で放射線の影響による有意差が出たかのような,誤解される内容となっていますので,そのあたりを明確に記載するべきだと思われます。
投稿者 じょうたろう : 2012年11月09日 13:53
 
 

 - 現代史研究 , , , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

『オンライン講座/今、日本に必要なのは有能な外交官、タフネゴシエーターである』★『日本最強の外交官・金子堅太郎のインテリジェンス>『ハーバード大同窓生・ルーズベルト米大統領の私邸に招かれ、親友づきあいし、トイレを案内してもらった日本人!』★『卓越した英語力とスピーチで広報外交に成功した』

    2011/12/24  &nbs …

no image
百歳学入門(181)『2017年の平均寿命 日本人、世界2位 男性80.98歳、女性87.14歳 1位は男女とも香港』★『日本は健康寿命が世界一です、寝たきり期間も世界一?』★『人生90年時代到来?高齢社会を生きるライフプランとは』★『世界中の製薬会社が次々と撤退「認知症の薬」はやっぱり作れないのか』★『松原泰道老師百歳 !! 「生涯150冊、100歳こえてもマスコミ殺到!その長寿脳の秘密は・』

 百歳学入門(181)   松原泰道老師百歳 !! 「生涯150冊、百 …

『オンライン講座/百歳学入門』★『日本一の大百科事典を創るため土地、家屋、全財産をはたいて破産した明治の大学者(東大教授)物集高見(82歳) と長男・物集高量(元朝日記者、106歳)は生活保護の極貧暮らしで106歳まで長生きした長寿逆転人生とは①』

★高見は「学者貧乏、子孫に学者は出さぬ」と遺言し、高量はハチャメチャ流転物語」 …

no image
今後の日本の「エネルギー政策」を考える記者会見―豊田正和、柏木孝夫、今田高俊氏の講演、会見録

今後の「エネルギー政策」を考える記者会見― 日本記者クラブでの講演会 &nbsp …

『オンライン・日中国交正常化50周年記念講座②』★『台湾をめぐる米中日戦争が危機を向かえている今だからこそ、もう1度 振り返りたいー『中國革命/孫文を熱血支援した 日本人革命家たち①(16回→31回連載)犬養毅、宮崎滔天、平山周、頭山満、梅屋庄吉、 秋山定輔、ボース、杉山茂丸ら

      2016/07/31再録)日中関係ギグ …

no image
日本リーダーパワー史(465)「東京都知事選ー「脱原発」細川・小泉連合軍の圧勝か?、安倍政権終わりの始まりか①」動画座談会(40分)

  日本リーダーパワー史(465) ★「東京都知事選ー「脱原 …

no image
日本メルトダウン脱出法(785) 「人口爆発がもたらす「水」の足りない未来」●「世界経済は再び「ブロック化」するのか」●「3つの重要会議から読み解く 習近平政権中期の分水嶺」

 日本メルトダウン脱出法(785) ワタミとユニクロ「ブラック企業」批判後の 明 …

no image
日本リーダーパワー史(763)今回の金正男暗殺事件を見ると、130年前の「朝鮮独立党の金玉均ら」をバックアップして裏切られた結果、「脱亜論」へと一転した福沢諭吉の転換理由がよくわかる➀『金正男氏“暗殺”に「北偵察総局」関与浮上 次のターゲットに息子の名前も…』●『狂乱の正恩氏、「米中密約」でささやかれる米軍斬首作戦 正男氏毒殺の女工作員 すでに死亡情報も』

日本リーダーパワー史(763) 今回の金正男暗殺事件を見ると、130年前の「朝鮮 …

no image
『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(62)』(世界の至宝、日本の国宝 奈良の薬師寺三尊像を仰ぎ見る)③

   "World Camera Watch of …

「120歳は幻の、実際は105歳だった泉重千代さんの養生訓』★百歳10ヵ条『⓵万事、くよくよしないがいい。 ②腹八分めか、七分がいい。➂酒は適量、ゆっくりと。 ④目がさめたとき、深呼吸。⑤やること決めて、規則正しく。 ⑥自分の足で、散歩に出よう。 ⑦自然が一番、さからわない。 ⑧誰とでも話す、笑いあう。⑨歳は忘れて、考えない。 ⑩健康は、お天とう様のおかげ。』

   2018/11/21 知的巨人の百歳学(105) &n …