『『Z世代のための日本最強の宰相・原敬のリーダーシップー研究④』★『派閥の子分たちには<富と名誉は諸君の取るに任せる。困難と面倒は自分に一任せよ、と命じていた。」④
日本リーダーパワー史(291)記事再録
「原敬のリーダーシップーその生き方、見識、人格、非業の死④
前坂俊之(ジャーナリスト)
次の総選挙では民主党の少数転落、自民党も伸びず、既成政党への強烈な不満、日本政治の質的大転換を期待して、橋下維新党が大躍進するであろう。しかし、維新党は1年生議員の集団で変革のノ―ハウは全くない。少数弱体政権の混乱が日本衰退に拍車をかけるだろう。日本政治の大変革、政治システムの大改革なくしては日本沈没まにがれない。その起爆剤は市民の民主的な政治意識の成熟度以外にはありえない。原敬の政治突破力を背景には大正デモクラシーの高まりが、彼を強力に押したのである。

明治・大正の政党政治家。南部藩重臣の二男で幼名健次郎。明治四年東京に遊学、同七年天主教牧師エプラルの学僕となりフランス語を学ぶ。同十二年司法省法学校を中退、「郵便報知新聞」「大東日報」の記者を経て外務省に入る。井上馨、陸奥宗光に実力を買われ、次官まで累進。同二十九年朝鮮公使、三十年辞任。同年「大阪毎日新聞」に編集総務として入社、社長となる。同三十三年立憲政友会組織体制の立案に当たり、同年十一月入党。十二月第四次伊藤内閣の逓借大臣に就任。同三十五年盛岡市から衆濱院議貝に立候補し初当選、以来大正九年までに連続当選八回。

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