日本リーダーパワー史(138) 83年前の関東大震災で示した日立創業者・小平浪平のリーダーシップ
2015/01/02
また、中西宏明社長は6日、
大震災による業績への影響について、被害総額や損失計上など「金額をはじき終えるのに半年はかかる」とした上で、「利益を相当食いつぶす」との見通しを示した。(ブルームバーグ)>藤田組小坂鉱山の電気主任技術者として入社。31歳で結婚。1906( 明治39年)日立鉱山に工作課長として入社。1910年(明治43年)に国産初の5馬力誘導電動機(モーター)を完成させ、工作課長時代に鉱山の土木建築工事、機械・電気設備の設計・設置を指揮、鉱山用の電力を確保するために、中里発電所などの水力発電所を設置。当時は蒸気機関が中心だったのを日立鉱山は送風、用水、輸送から電灯、精錬まですべて電化した。
この電気を使って数々の電気製品を送り出した。
出願書類の作成も指導した。技術の国産化、自前主義の旗を高く掲げたのである。
最も優秀な機械の生産を図るべきだと考えた」
支払わねばならぬことを考えると、同じ費用を投じて一意専心、研究を重ねて進めば、他人の力に依存せずとも、十分に成績を上げることは、
不可能ではないと信じたから、同業者と遣う道を選んだ」
発明・特許に最大限の力を入れたのである。
家庭の事情など細かく聞いた。
見舞品として渡し相手を感激させた。心底から相手のためを思って行動したのである。
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