前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

世界/日本リーダーパワー史(905)-『朝鮮半島危機より早く中東情勢が緊迫化!』★『トランプ米大統領はイランとの核合意の破棄を8日(日本時間9日)に発表するのか?』★『もし、2015年のイラン核合意が保たれなかった場合には、「戦争の真の危険性が生まれる」とグテーレス国連事務総長は警告する』

      2018/05/11

世界/日本リーダーパワー史(905)

トランプ米大統領は7日、ツイッターへの投稿で、イラン核合意に関する決定を8日午後2時(日本時間9日午前3時)に発表すると表明した。米国は2015年の核合意で、イランの核開発制限と引き換えに、同国に対する経済制裁を解除。

トランプ氏はこの合意期限切れの12日(日本時間13日)までに、イランの合意順守の継続か、破棄かの決定をすることになっていが、これを4日間前倒しした。

8日の記者会見でトランプ大統領はこのラン核合意の破棄を発表する可能性は高く、6月までに予定されている米朝会談より以前に中東情勢は一挙に緊迫化「戦争勃発の危機」がただよい始めた。

トランプ米大統領、イラン核合意を破棄する見込み=仏大統領https://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2018/04/212241.php

1バレル=70ドル突破、イラン核合意の行方めぐり原油市場が緊張

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/05/170.php

国連のアントニオ・グテーレス事務総長はBBCとのインタビューで、ドナルド・トランプ米大統領に対し、イランの核兵器取得を阻むための国際合意から離脱しないよう呼びかけた。グテーレス事務総長は、2015年のイラン核合意が保たれなかった場合、戦争の真の危険性が生まれると述べた。

http://www.bbc.com/japanese/43985388

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は4月30日、イランが過去に核兵器の開発計画を進めていたことを示す「極秘ファイル」だとする資料を公開した。

ネタニヤフ首相は、イスラエルの情報機関がイランの首都テヘランにある秘密施設から入手したとする資料の「正確なコピー」を公表した。「アマド計画」と呼ばれるイランの核兵器開発に関する5万5000ページの書類と、183枚のCDに入った5万5000のファイルが含まれる。

イランは密かに核兵器開発を推進=イスラエル首相

http://www.bbc.com/japanese/43958331

 

焦点:米国の核合意破棄で想定されるイランの「報復シナリオ」https://jp.reuters.com/article/iran-nuclear-scenarios-idJPKBN1I9077

 

世界/日本リーダーパワー史(902)ー『米朝会談はどうなるか、米国はイラン問題を優先し、 東アジア情勢は先延ばしで日本ピンチか!』(上)

http://www.maesaka-toshiyuki.com/person/29484.html

 - 人物研究, 戦争報道, 現代史研究, IT・マスコミ論 ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(8)記事再録/日本国難史にみる『戦略思考の欠落』⑨『日中韓の誤解、対立はなぜ戦争までエスカレートしたか」ー中国・李鴻章の対日強硬戦略が日清戦争の原因に。簡単に勝てると思っていた日清戦争で完敗し、負けると「侵略」されたと歴史を偽造

    2015/11/28 &nbsp …

no image
☆(お勧め記事)渡辺幸重の原発レポート④-『最悪のシナリオから考えるー日本海溝投棄の疑問・提言(2)』

渡辺幸重の原発事故レポート④   『最悪のシナリオから考えるー日本海溝 …

『リーダーシップの日本近現代史』(157)再録/『日本一『見事な引き際・伊庭貞剛の晩晴学②『「事業の進歩発達を最も害するものは、青年の過失ではなく、老人の跋扈である。老人は少壮者の邪魔をしないことが一番必要である」』

    2010/10/25 &nbsp …

no image
記事再録/知的巨人たちの百歳学(127)『画家は長生き』・奥村土牛(101歳) 「牛のあゆみ」で我が長い長い道を行く』★『 60歳から代表作を次々に出した』

  2010/11/03  百歳学入門( …

no image
日本リーダーパワー史(679)日本国難史にみる『戦略思考の欠落』(58) 『戦略情報の開祖」福島安正大佐ー 明石元二郎の「明石謀略」は裏で英国諜報局が指導、福島、宇都宮太郎(英国駐在武官)がバックアップして成功した。

  日本リーダーパワー史(679) 日本国難史にみる『戦略思考の欠落』(58) …

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(49)記事再録/『明治天皇のリーダーシップ』(2) 大津事件で対ロシアとの重大危機・国難(日露戦争)を未然に防いだ 明治天皇のスピーディーな決断、実行力に学ぶ(下)

    2011/10/05 /日本リーダーパワー …

no image
日本風狂人伝(43)ジョークの天才奇才(1)内田百閒のユーモア『美食は外道なり』(1)

日本風狂人伝(43) ジョークの天才奇才(1)内田百閒のユーモア 『美食は外道な …

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(190)記事再録/『忘れられたユーモアある哲人政治家・田淵豊吉―太平洋戦争中に東條英機首相を批判した反骨でならし『世間では仙人と呼んでいるが、わしはカスミの代りに飯を食い酒も飲む、だから半仙人とでもしておこうか、と大笑い』

  2010年9月7日日本リーダーパワー史(92)記事再録 &nbsp …

『リーダーシップの日本近現代史』(318)★『日本国難史にみる『戦略思考の欠落』 ㉑ [ 日清戦争は明治天皇は反対だったが、川上操六、陸奥宗光の戦争であった」★「 戦争は避けることばかりを考えているとますます不利になる」(マッキャベリ)★『「チャンスは刻々と過ぎて行く、だから「兵は拙速を尊び、リーダーは速断を尊ぶ」(孫子)』

    2015/12/22 /日本リーダーパワー …

『オンライン講座/ウクライナ戦争と日露戦争を比較する⓶』★『1904年(明治37)/2/4日、日露戦争を決定する御前会議が開催』★『明治天皇は苦悩のあまり、10日ほど前から食事の量が三分の一に減り、眠れぬ日が続いた』★『万一わが軍に利あらざれば、畏れながら陛下におかれましても、重大なるご覚悟が必要のときです。このままロシアの侵圧を許せば、わが国の存立も重大な危機に陥る(伊藤博文奏上)』

  2021/09/01 『オンライン講座/日本興 …