前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

『 地球の未来/世界の明日はどうなるー 『2018年、米朝戦争はあるのか』②『米朝戦争勃発の確率は20―25%!』★『予防戦争と偶発戦争の可能性は・!』★『トランプの「なんで今回も迎撃しないんだ。サムライの国だろ?」、安倍首相は「集団的自衛権の範囲内でやれることをやる」』

   

米朝戦争勃発の可能性はあるのか、その確率は?!

最新の情報(1月18日)では、トランプ政権内部でも「マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)の軍事派」と「ティラーソン国務長官やマティス国防長官、米軍指導部らの話し合い継続の外交派」が綱引きしているという。

緊張緩和でも消えぬ米朝戦争の懸念 トランプ政権にくすぶる先制攻撃の声

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/01/post-9317.php

 

北朝鮮危機がエスカレートした昨年10月18日、オバマ前米政権で中央情報局(CIA)長官を務めたブレナン氏は、朝鮮半島で軍事衝突が起きる可能性が「ここ数十年間よりも高まっている」と述べ、その確率は20―25%だと述べています。

トランプ氏と金正恩氏の非難の応酬は双方に責任があり、緊張緩和につながらないと批判、「ワシントンからの好戦的なコメントやトランプ氏のツイッターが緊張を高めている」と自省を促しています。」

https://mainichi.jp/articles/20171020/dde/007/030/039000c

「ニューズウイーク日本版」(2018年1月2,9日号)では「トランプの衝動的ツイートに、軍事境界線を守る兵士の勇み足が合わさって何らかの小競り合いが起き、それが全面戦争に発展する可能性はそれなりにある。第2は中東地域におけるパレスチナ問題と、イスラム教スンニ派とシーア流の対立だ。アメリカとイランの軍事対決の可能性も否定できない。」と指摘している。

トランプは金正恩の「便器」を爆撃せよ

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/01/post-9327.php

『また、同号(2017年12月26日号)の「核開発を加速させる北朝鮮とのにらみ合いが続く」の中で、「リンゼー・グラム上院議員は、アメリカが北朝鮮を先制攻撃する確率は30%あり、次に北朝鮮が核兵器実験を行えば70%に跳ね上がると、メディアに語った。最近は、北朝鮮に核を使わせない唯一の策は先制攻撃だという考えを表明する政権高官が相次いでいる、とも述べています」

トランプの強気が招く偶発的核戦争https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/10/post-8695.php

『トランプ大統領の北朝鮮への攻撃的な行動について「共同通信(2017年11月5日付)によると、トランプ大統領が8~10月に東南アジア国家の首脳らと会った時や電話会談をした時にこういう発言をしたと匿名の複数の外交消息筋を引用して報道した。トランプ大統領は「自国の上空をミサイルが通過するのに(日本は)なぜ撃ち落とさなかったのか」 「(日本は)サムライの国なのに理解し難い」として不満を表した」。

「日本、迎撃すべきだった」 トランプ氏が不満

http://a-tabikarasu.hatenadiary.com/entry/2017/11/05/090302

 

『同じの情報を週刊文春(2017年12月14日号)「北朝鮮は攻撃準備はできている」で伝えている。それによると、9月15日のグアムに向けてのミサイル発射から二時間半後に官邸入りした安倍首相は、トランプ大統領との緊急電話会談に臨んだ。トランプ氏はまくし立てた。

「なんで今回も迎撃しないんだ。サムライの国だろ」首相は「集団的自衛権の範囲内で日本はやれることをやる」と答えた。

トランプ氏は八月末に北海道上空をミサイルが通過した後にも、首相に『迎撃しないのか』と不満を伝えていました。よほど〝特攻″を仕掛けたいのか、よく『お祖父さん(岸信介元首相)は神風特攻隊だったんだろ』と言ってくる。首相はいつも『それは父でね』ときり返しています、とね(大笑)』

つづく

 - 人物研究, 戦争報道, 現代史研究

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
 ★5日本リーダーパワー史(780)―『明治以降、日中韓(北朝鮮)の150年にわたる対立、紛争、戦争のルーツは『朝鮮を属国化した中国」対「朝鮮を独立国と待遇した日本(当時の西欧各国)」とのパーセプション、コミュニケーションギャップの衝突である』★『  明治9年の森有礼と李鴻章の『朝鮮属国論』の外交交渉の見事なすれ違いにルーツがある』

 ★5日本リーダーパワー史(780) 明治以降、日中韓(北朝鮮)の150年にわた …

no image
日本メルダウン脱出法(671)「安倍訪米は成功だったー歴史問題では明確な“ジェスチャー”が必要」●「世界最大の機関投資家が支えるー日本の株式市場に未来はあるか?」など9本

日本メルダウン脱出法(671)   安倍訪米は成功だったーー歴史問題で …

no image
日本リーダーパワー史(238)今の政治家にも遺伝の日本病(死にいたる病)『世界に例のない無責任政治』尾崎行雄③

日本リーダーパワー史(238)   <日本議会政治の父・尾崎咢堂 …

『Z世代のための日本最高のリーダーシップ・西郷隆盛論⑦』★『日本史上最大の行政改革(廃藩置県)を山県有朋が恐る恐る相談すると、西郷は言下に「至極、結構なこと」と了解し、即・断固実行した最強のリーダーパワー』★『徳富蘇峰『近世日本国民史』(明治の三傑)の証言』

2012-03-24 /日本リーダーパワー史(246)記事再録   & …

『オンライン/2022年はどうなるのか講座②』★『異常気象とコロナ共生、経済再生の2022年(下)』★『TPPでの中国、米国の態度  』★『第2次岸田内閣スタート―前途多難が続く』★『内向き日本と将来を見据える米欧、中国』★『スピード、決断力、逆転突破力が勝負を分ける』

(以下は2021年11月15日までの情報分析で、3人による放談です) ★『異常気 …

no image
<裁判員研修ノート⑨> 『無実を訴えて62年』―加藤新一事件の再審で無罪判決が下る

無実を訴えて62年―加藤新一事件の再審で無罪判決            前坂 俊 …

no image
最高に面白い人物史④人気記事再録★「世界で最高にもてた日本人とは誰でしょうか」ー『答えは「ハリウッドを制したイケメンNo.1の早川雪洲じゃよ」

世界で最高にもてた日本人とは誰でしょうかーーー 答えは「ハリウッドを制したイケメ …

no image
<一連のオウム真理教事件の全解説>

1 『明治・大正・昭和・平成事件・犯罪大事件』東京法経学院出版(2002年7月刊 …

no image
『池田知隆の原発事故ウオッチ⑰』 『★緊急提言・最悪のシナリオから考えるー国際連合戦線の英断を!』

『池田知隆の原発事故ウオッチ⑰』   ☆『緊急提言・最悪のシナリオから …

no image
速報「日本のメルトダウン」(512)「除染と線量の問題点と科学的対策」多田順一郎氏(NPO法人放射線安全フォーラム理事)会見動画

 速報「日本のメルトダウン」(512) 「除染と線量の問題点と科学的な …