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日本リーダーパワー史(495)<日米首脳会議の結果はどうなるのかー成功か、失敗か、引き分けか、外交力の採点!>

   

  

     日本リーダーパワー史(495

 

  <日米首脳会議の結果はどうなるのかー>

 

●『オバマ大統領は『尖閣は安保条約の対象と明言』しながら、『中国の国際秩序を遵守した台頭を 歓迎する』『尖閣で衝突が起きても、武力行使はしない』と明言、「日中間での外交、話し合いによる 解決を」 強く求めた。

◎これに対し、安倍外交は『日米同盟強化がアジアの地域安定と平和を守る』と繰り返すのみの対米重視外交で、行きつまった対中外交のより柔軟で、大人の「大国外交」は
展開出来なかった。

★せっかく質問のあった靖国・歴史認識の発言でも、対中国、韓国の一歩前進の友好的なメーセージを発する絶好のチャンスを、従来通りの発言から踏み出さなかった。このために、安倍首相が日本の強いリーダーから、中国を上回るアジア、さらに世界のリーダーとして「新しい理念・平和外交家」となるチャンスをつぶしてしまったのではないか。

★『TPP問題では平行線のままで、物別れの、失敗に終わる可能性が高い』

24日午後10時の段階のコメント)

 

                           前坂 俊之(ジャーナリスト)

 

 

●『オバマ大統領が尖閣は安保条約の対象と明言、中国にも配慮

 http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPKBN0DA07H20140424

 

 

●「アジア重視する米国のリバランス政策を歓迎=
首脳会談で安倍首相

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0DA02U20140424

 

 

 

◎<首相「靖国参拝理解得たい」

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140424
/plc14042419370043-n1.htm

 

首相「大戦でアジアに苦痛与えた

 

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0DA0GF20140424

 

 

●「海上幕僚長:海軍シンポで中国司令官と尖閣問題など立ち話

http://mainichi.jp/select/news/20140424k0000m030066000c.html

 

 

 

●「焦点:中国の海洋進出に「弱点」、不明機捜索で浮き彫りに

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0DA0GF20140424

 

 

安倍首相「TPP交渉は担当閣僚が継続協議」

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140424/plc14042415190031-n1.htm

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