前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

ヘミングウエー『老人と海』の日本版=『KAMAKURA SEA』は正月もBeautiful・Best・フィッシィングだよ

   

ヘミングウエー『老人と海』の日本版=『KAMAKURA SEA』は正月もBeautiful・Best・フィッシィングだよ
 
                    前坂 俊之
                   (ジャーナリスト)
 
正月以来、西日本、東北、日本海側では風雪で大きな被害が出た。湘南・鎌倉・逗子は風もなく冷えてはいたが、
空気が澄んでいて富士山の美しいこと限りなし。グレート、ビュティフルじゃ。

昔からサナトリゥム(結核療養所)が逗子にあった理由がわかるな。

食べ物は旨い、

冬も日本で最も暖かい。家康公の隠居の地の静岡も晴天が多く、暖かいとこじゃが、冬は西強風が多くて、過ごしにくい。

逗子の方がポカポカ陽気で、

窓のカーテンを全部開けているとサンサンたる太陽が部屋いっぱいに差し込ん

で、太陽光パネルなど必要なしじゃよ。暖房費の節約、老人ホームのサンルーム状態となり、部屋でゴロゴロしておった。

2日早朝、スズキを狙って滑川の周辺を新しく買ったルアー竿で3時間流しましたが全く駄目。しかし、

なまった身体にはいい運動になったよ。

 
8日(土曜日)、鉄人・川越ちゃんと丸まるとふとったサバをねらって、

午前9時から今年の初釣りへ、ゆっくり出かけたよ。

冬のカヌーフィッシングはこんな日が少ないが、

無風の日をねらうこと、朝まずめでなくても、陽がでて、ポカポカ陽気となる午前10時から正午過ぎまでやれば十分じゃよ。

 
鎌倉のごみ焼却場の煙突の煙が真上に上がっている、

こんな風が全くないのはめづらしい。

ガラスの海。雲1つないスカイブルー。

サーファーも1人もいない。見渡す限り自分の海よ。海を知らないと損だよ。この気持ちが命の素晴らしさと元気をプレゼントしてくれるんだわよ。

 
小坪沖の川越ちゃんの隠しポイントへ。昨年12月に一投から、30センチの中サバが5本連続で来たところ。

サバのサビキ竿をなげこんで、もう1本でカワハギをねらう。30分ピクリしない。

鏡のような海でひねもすのたりのたりの心境。目をつぶればマブタのむこうは光のキラキラ天国で、冬の日光浴は最高じゃ・

 
いきなりロッドが海中に突っ込んだ。「おおい、キタョー」とスットンキョウな声で川越ちゃんに知らせて、ゆっくり巻くがあがらぬ。
澄んだ海を覗き込むと、10mほど下に白いものが何と3匹もついているではないか。激しく抵抗しとる。お祭りはやめてくれと慎重にあげる。30㎝をこえたサバのやつで、早速ナイフで頭を落とそうと袋を探しても、ボケとる、ナイフがない。
 
しょうがない、頭を絞めて、エラをぬき一緒にハラワタもとって、クーラーに入れるのを肝心のクーラーも忘れたのじゃ。

ボケなすめ。氷はかってたのでビニールに氷と共に入れたのじゃ。続けて2匹きた。あとは正月休みで、カワハギも、ベラもこない。

 
「よし、今日は波がないので、マツエ根へ行こうや」―

の川越ちゃんの声で、水深20メートルほどの鎌倉沖へ移動。流し釣りをする。5本バリの一番下にイソメ、その上にオキアミをつけて、アミコマセを撒きながら流す。

しかし、潮は全く流れぬ。カヌーはガラスの海に漂うのみ。
 
もう1本をカワハギ用に投げ込んだ。

冬の釣りは釣れないのが当たり前。魚のお出ましを気長に待つのよ。こんな素晴らしい海のゆりかご状態を満喫すればよいのじゃ。

 
キスザオが2,3度どおじきする。なんじゃろか―と巻くとずっしり重い。

あがったのは羽根が生え、足のある昆虫魚の―ほうぼう君じゃ。カワイイね。

それも25センチはある。このあたりでは冬にはこれがターゲットですよ。

 

 
そうしていると、ロッドに大きな当たり。『サバがおいでなすったよ』と川越ちゃんにしらせて、まくいとこれもかなりの大物、

途中で、何度も突っ込む。ゆらりゆらりとあでやかなチョウチョウがあがった。


海の宝石だね。羽をひろげた30センチもあるホウボウくん。

 
『それは夫婦のホウボウだよ。

正月から縁起がいいね』とは川越ちゃん。
 

12時半には納竿。川越ちゃんはでかいサバ6匹でした。

今年は正月からこれまた縁起の良いカヌーフィッシングだったのよ。


 

 

 - 湘南海山ぶらぶら日記 , , , , , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(167)』『オーストリア・ウイーンぶらぶら散歩』「シュテファン大聖堂」でモーツアルトを想う。

『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(167)』 『オーストリア・ウ …

『Z世代のための百歳学入門』★『物集高量は(元朝日記者、大学者、106歳)は極貧暮らしで生涯現役、106歳の天寿を果たした極楽人生の秘訣③』★『物集高量の回想録②、大隈重信の思い出話』★『大隈さんはいつも「わが輩は125歳まで生きるんであ~る。人間は、死ぬるまで活動しなければならないんであ~る、と話していたよ』

    2021/05/28 &nbsp …

『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(100)』「パリ通信ーノートダムとルーブルを回わる」

『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(100)』 [F氏のパリ通信( …

★スクープ写真『2011年3月11日福島原発事故約1ヵ月前の『鎌倉カヤック釣りバカ日記公開』★『Severe winter in KAMAKURA SEA』と『老人の海』=『ラッキー!大カサゴのお出ましじゃ』

 前坂 俊之(ジャーナリスト)   『三寒四温』とはよく言ったものよ- …

no image
「湘南の夕焼け観賞絶景ポイントだよ」★『湘南の落日100選ー鎌倉市稲村ケ崎の超絶景』『北斎も弩涛・太陽・奇雲に参ったね』

「湘南の夕焼け観賞絶景ポイントだよ」<夕焼け評論家ランキングベスト1> &nbs …

鎌倉サーフィンチャンネル』★『材木座ウインドサーフィン(23年4月16日)ブルースカイとキラキラ海で、カラフルに舞い踊る』

鎌倉材木座海岸ウインドサーフィン(23年4月16日)ブルースカイとキラキラ海で、 …

『鎌倉カヤック釣りバカ/タコ日記』★『大ダコがキス細竿にかかり、船べりに吸着し格闘10分』『大アジ(30㎝)をゲット』★『タコ刺し、タコ料理法を伝授しますよ』』

  2013/07/19  「カヤック釣 …

no image
<鎌倉古道巡礼>超絶景☆10『朝比奈切通しは鎌倉側から歩くがよい。鎌倉時代の面影を留める古道

  <鎌倉古道巡礼>   超絶景☆10『朝比奈切通しは鎌倉側 …

no image
『春の葉山海』カヤック・スペシャル(4/11)佐島マリーナまでぶらり・筋トレ・ツーリング,リラックス、エンジョイ!カヤック

  <『春の葉山海』カヤック・スペシャル!(4/11)> & …

no image
「5年ぶりリバイバル公開」/「鎌倉海遊び、あの懐かしき夏の日/鎌倉カヤック釣りバカ日記(6/4)『キスなし、カワハギ爆釣,青い、静かな海で最高に ハッピーな瞬間だよ』

鎌倉カヤック釣りバカ日記(6/4)『キスなし、カワハギ爆釣,青い、静かな海で最高 …