『オンライン60/70歳講座/良寛和尚のすぐ百歳になれる方法とは?』★『ある時、80歳の金持ち老人が「わしは百歳まで何とか生きたい。何かよい方法はないかな」と相談にきた。』★『良寛はニコニコ笑いながら「何かと思えば、たやすい御用じゃ。それくらいのことなら簡単じゃ。○○○○○と答えた』★『 「災難にあう時節には、災難にてあうがよく候。 死ぬる時節には、死ぬがよく候。 是はこれ、災難をのがるる妙法にて候」
『百歳学入門」
「災難にあう時節には、災難にてあうがよく候。
死ぬる時節には、死ぬがよく候。
是はこれ、災難をのがるる妙法にて候」
前坂俊之(ジャーナリスト)
良寛は(宝暦8年10月(1758年11月2日―(天保2年1月)1831年2月18日 72歳)は当時としては長寿の方である。
越後出雲崎(新潟県)に生まれ、18歳の時、出家して禅を修め、恬淡(てんたん)・無欲・仙人のごとく、漂々として風のごとく、全国を行脚し、38歳の時に帰国して、国上山の五合庵に閑居して風月を友としたが、大変な子供好きだった。
いざ子供山べに行かむ桜見に
明日とも言わば散りもこそせめ
の歌のような毎日を送ったが、その書もまた天下の逸品といわれた。
ある時、ある金持ちの老人が、良寛和尚を訪ねて「私は金はあるし、何をしたいということもないが、ただ一つどうしても自分の力でかなわぬことがある。実は私いま80歳である、何とかして百歳まで生きていたい。何かよい工夫があれば教えていただきたい」という。
良寛和尚はニコニコ笑いながら「何かと思えば、たやすい御用だ。それくらいのことなら何でもない。もう百歳まで生きたと思いなさい。そう思えば百歳まで生きたことになる。
そう思って一日生きれば、一日もうかったことになるではないか。こんなうまいことはあるまい」とカラカラと大笑した。
老人は自分の欲の深さを反省し、それ以後、心を入れ替えて(マインドセット)、その日その日、毎日毎日の無事を感謝し楽しく、有意義に送ることになったという。
関連記事
-
日本の「戦略思想不在の歴史」⑸『日本最初の対外戦争「元寇の役」はなぜ勝てたのか⑸』★『当時の日本は今と同じ『一国平和主義ガラパゴスジャパン』★『一方、史上最大のモンゴル帝国は帝国主義/軍国主義/侵略主義の戦争国家』★『中国の『中華思想』『中国の夢』(習近平主義),北朝鮮の『核戦略』に共通する』
日本の「戦略思想不在の歴史」⑤「元寇の役」はなぜ勝ったのか』 クビライは第一回 …
-
記事再録/『2007年にちょうど100年目を迎えたブラジル日系移民の苦難の歴史』
新橋演舞場上演 2007,11月 「ナツひとり」パンフレットに掲載   …
-
百歳学入門(246 )-動画で認知症予防法ー三文ライターの書斎の窓から(11/5)原稿書きに疲れたならば、庭のカマキリ、クモ、スズキとネコジャラシと遊べばストレス発散、楽しいよ!』★『鎌倉アホ仙人「材木座海中温泉」入浴の巻「いい塩湯だね、超気持ちいい』
百歳学入門(246 ) 動画で認知症予防法/三文ライタ …
-
日本風狂人伝⑩ 尾崎士郎-「人生劇場」を書いた男の中の男
日本風狂人伝⑩ 2009,6、29 尾崎士 …
-
『オンライン講座/太平洋戦争史』★『日本海軍のゼロ戦(戦闘機)のエースパイロット,で200回以上を出撃し、敵機64機を撃ち落とした『撃墜王』坂井三郎が語る『 生死をこえる究極の心得10ヵ条・』★『あの戦争全体を通して私を支えてきた信念は、自分はいつか死ぬだろう、しかしそれは今日ではない、という事でした』
2010/07/18 / 日本リーダーパワー史(75) 生死をこえる究 …
-
『オンライン講座』「延々と続く日中衝突のルーツ➈の研究』★『中国が侵略と言い張る『琉球処分にみる<対立>や台湾出兵について『日本の外交は中国の二枚舌外交とは全く違い、尊敬に値する寛容な国家である』(「ニューヨーク・タイムズ」(1874年(明治7)12月6日付)』
2013年7月20日/日本リーダーパワー史 …
-
クイズ「坂の上の雲」ーー極秘『明石工作』は日露戦争約1年後に暴露されていた
クイズ「坂の上の雲」 極秘「明石工作」は日露戦争約1年後に暴露され …
-
日本リーダーパワー史(36) パリで恋と芸術と賛沢三昧に600億円を使ったコスモポリタン・薩摩治郎八(上)
日本リーダーパワー史(36) パリで恋と芸術と賛沢三昧に生き、600億円を使った …
-
知的巨人たちの百歳学(107)ー『世界天才老人NO1・エジソン(84)<天才長寿脳>の作り方』ー発明発見・健康長寿・研究実験、仕事成功の11ヵ条」(上)『隠居は非健康的である。死ぬまで研究、100歳までは引退しない』
再録 百歳学入門(93) 「世界天才老人NO …
-
日中北朝鮮150年戦争史(15)日清戦争の発端ー陸奥宗光の『蹇々録』で読む。日本最強の陸奥外交力⑧『「蹇蹇録』の結論「他策なかりしを信ぜむと欲っす」(これ以外の策はなかった)最後の1戦だった」
日中北朝鮮150年戦争史(15) 日清戦争の発端ー日本最強の陸奥宗光の外交力 …
- PREV
- 『オンライン60/70歳講座/佐藤一斎(86歳)の語録『言志四録』講読』 ★『陽明学者・佐藤一斎(86歳)の「少にして学べば、則ち 壮にして為すこと有り。 壮にして学べば、則ち老いて衰えず。 老いて学べば、則ち死して朽ちず』(現代訳=人は少年のときに学んでおくと、壮年になって必ずそれが役に立ち、なにかをなすことができる。壮年のときに学んでおくと、老年になっても、気力が衰えることはない。老年になっても学ぶなら、それが人や社会の役に立つから、死んでもその声望は高まり朽ちることはない」
- NEXT
- 『オンライン動画/ 瀬戸内海ぶらり/海を眺めながらの呉線車窓旅がお勧め』 ★『三原駅からゆっくり須波駅へ』★『須波駅から瀬戸内海の島々たっぷり楽める5分間』★『海ながめて堪能して忠海駅へ5分間』