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*

『リーダーシップの日本近現代史』(136)ー10月に『電子書籍 Kindle版』の新刊を出しました。★『トランプ対習近平: 貿易・テクノ・5G戦争 (22世紀アート) Kindle版』

   

10月に『電子書籍 Kindle版』の新刊を出しました。★『トランプ対習近平: 貿易・テクノ・5G戦争 (22世紀アート) Kindle版』

      2019/10/16

米中二大大国の覇権争い——開幕。

「トランプ大統領の大統領の大統領就任から2年間の中間選挙前までの経過をまとめた。トランプ米大統領の不規則、大量ツイッター政治によって世界は大揺れで、トランプ台風での2年余で世界はすっかり変わりました。(中略)一方、米中貿易関税協議は2019年5月についに決裂し、ファーウェイ5G戦争が勃発しています。米中の2大覇権国の覇権をめぐる戦いは長期戦に突入です。」(本書「あとがき」より)

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傲慢な口調で「アメリカファースト」を唱える現アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプ(1946-)。それに対し、明確な戦略のもと突発的な出来事にも冷静に対応する現中華人民共和国の最高指導者習近平(1953-)。彼らを中心に荒れに荒れる国際情勢を、元毎日新聞社情報調査部副部長である著者が徹底解説!

彼らの動向を観察すれば、今後の国際情勢の行く末が見えてくる——

*本書は、月刊誌「公評」に連載した「日中韓150年戦争史」の一部と、2017年に誕生した「トランプ米大統領の独走、混乱をぶり」の連載を1冊にまとめたものである。

 

 

 

目次は次の通り

第一章 道理による戦争『中国の夢』×『国際法秩序』の異文明の衝突

●2049年『強中国夢』の実現は『世界の悪夢』と化すのか
●中国の領有権主張を完全に否定する裁定が下された。
●中国側の言い分、強引な埋め立て、軍事基地化の突貫工事
●中国共産党の『核心的利益政策』とは何かー尖閣諸島問題も含む。
●中国的な恫喝、蛮声、暴力、威嚇、謀略的行動は変わらず
●では習近平が唱える『中国の夢』とは一体なんだろうか。
●「中国の夢」は『中華思想』の発展形、行動プロジェクト。
●中華思想のエスノセントイズム(自文化最優先主義)の陥穽
●反日論、攻日論の理由は…

第二章 トランプ大統領誕生で『日本沈没か』「サバイバルか」の瀬戸際

●「トランポリズム(Trumpolism /
トランプ政策を指した俗語)はどこまで実行されるか、世界をかたずを飲んで注視(2017年1月20日までの分析)
●「自由貿易主義」対「保護主義」の行方はどうなるのか
●保護主義による経済ブロック化が第2次世界大戦の引き金になった。
●アメリカの戦後70年の軌跡は「戦争の歴史」
●アメリカの孤立への回帰はオバマの時代からは始まった
●日本側の反論は「負担額」にこだわるミスマッチ
●年約5千億円で「アメリカの核の傘」を買った現実―破棄して自主防衛すれば費用倍増する
●TPPは米国は批准せずー「自由貿易は日本の生命線」
●問題は対中国政策をどうするか

第三章 トランプの暴走暴言運転で「世界終末時計あと2分30秒」

●2017年世界は大混乱となるのか
●「トランプ占いは果たして凶と出るか、吉と出るか」
●悪役プロレスラーのパフォーマンスを政治ショー化して成功
●アメリカの「法治主義」対中国の「人治主義」の対立
●EU崩壊へ、ブレグジツトはスウエグジット、ジャーグジツトへ
●日米会談は成功か、これからが本番、交渉難航が待っている
●日米会談中に「中国は1つ」の米中電話会談発表の怪!
●日中関係も復元して、バランス外交に戻せ
●トランプは短期間におわる可能性が出てきていますが?
●今後の世界の見通しは、果たしてどうなる′

第四章「トランプ大統領就任100日間の暴走混乱」

●トランプ大統領は『恐ろしいほどのナルシスト』
●注目の米中首脳会談の内容とその結果は…
●プロレス流の『ド派手なショウマンシップ」
●朝鮮半島有事のチキンレース。全正恩がレッドラインを超えた七つの罪
●では、トランプのブラフ外交の内幕は!
●中国流の外交詐術は二枚舌、引き延ばし、国際法無視…

第五章 トランプ暴走運転は「ロシアゲート事件」「パリ協定離脱」でダッチロール

●コミーFBI長官はなぜ解任されたのか
●大統領対メディアの攻防はウォーターゲート事件と類似
●今後の弾劾の可否は共和党がカギを握る
●「米国の「背信」、時代錯誤と大ブーイングを浴びた「パリ協定」離脱
●トランプの連続オウンゴールで中国が『漁夫の利』を占めた
●北朝鮮と中国と日本の関係は…

第六章 米朝開戦か!恐怖のチキンレースの行方は「話し合いの延長戦へ」

●世界が認めた広島原爆の100倍の威力をもつ水爆に成功
●実際に話し合いが決裂して、米朝開戦となればどうなるのか
●EMP攻撃で、日本の高度情報IT社会はメルトダウン
●金正恩がトランプに王手をかけた?
●EMP攻撃の過剰反応こそ、北朝鮮のおもうツボ
●米国主導の国連安保理決議で北朝鮮輸出の9割が制裁対象に

第七章 トランプ米大統領1年―米朝対決は平昌五輪後はどうなるのか?

●平昌五輪へ選手団派遣を決定、北朝鮮の雪解けのサインか!
●では、実際に米朝戦争勃発の可能性はあるのか、どうか
●日本外交の行き詰まり、外務省の「危機管理能力不足」
●トランプ氏とレーガン元大統領の「認知症騒動」の真相
●米国内情勢−ロシアゲート事件、中間選挙の行方は
●『トランプドタバタ喜劇の暴露本『fire And Fury(炎と怒り)』

第八章 「米朝首脳会談が実現か!」−急展開する朝鮮半島情勢

●電撃的な米朝会談の発表だが、そのいきさつは・・・
●平昌五輪前後の韓国・北朝鮮・米国の三つ巴外交の経過について
●『北朝鮮限定攻撃論の悪夢』(鼻血作戦)について
●『北朝鮮危機に外交で対処、非核化は棚上げせよ』(フォーリンアフェアーズ)
●トランプ政権の北朝鮮専門家、広報部長、スタッフが相次いで退任
●「全世界に向けた通商戦争を宣戦布告」したトランプの経済無知
●トランプの運命を決するのは11月6日の中間選挙

第九章 米朝首脳会談の行方、米国はイラン問題を優先、北朝鮮問題は先延ばしか

●5月12日、トランプ氏はイランの制裁発動か
●トランプ大統領のカンシャクが爆発「お前はクビだ」を連発
●正真正銘のタカ派政権となったトランプ政権
●「非核化」解釈ギャップが大きい
●トランプへの片思いに過ぎなかったのか安倍首相
●米中関税戦争と習近平終身国家主席は「永久独裁者」
●「首切魔」トランプはロシア疑惑の特別検察官もクビにする!?

第十章 米朝首脳会談((2018/6/12 )で「不可逆的な非核化」は実現するのか

●南北会談から50日間のスピード首脳会談へ
●非核化のプロセスの難しさ
●米朝首脳会談へ向けての水面下の駆け引き
●日本の対応と、日中のパワーバランスの急変化
●トランプ大統領はイラン核合意を一方的に破棄
●米朝首脳会談の落としどころとは

第十一章 米朝首脳会談開催-すべてはこれからはじまる

●日本側はトランプ氏が前のめり発言をしないように三重のチェック体制
●米朝首脳会談の勝者はトランプか、金正恩か…
●結局、一番問題の非核化(CVID)はどうなったのか。
●トランプ大統領が6月12日に首脳会談を急いだ理由は何か
●一番割をくうのは 日本か…。

第十二章 米中貿易関税戦争勃発―「アメリカファースト」から「トランプファースト」へ

●米朝首脳会談の採点簿は「ゼロ」
●拉致問題への安倍首相のこだわりの背景
●安倍首相の「地球儀外交」「価値観外交」は成果をあげたのか
●中国躍進の習近平の長期戦略「一帯一路」「中国製造2025」

第十三章 「米国孤立」と世界経済の混乱―世界大恐慌による「経済ブロック化」の教訓

●米中貿易戦争のエスカレートはどこまでいくのか
●中国の打つ手は限られている
●米朝会談の行方は?日朝会談はまだまだ先か
●日朝会談は見通したたず
●EUでは移民排斥の極右勢力の台頭!
●EUの崩壊を危惧するジョージ・ソロスの警告と提言
●米中間選挙のいきさつがすべてを左右する
●1930年代の世界大恐慌は再現されるのか

あとがき
参考文献・引用文献

 

【著者プロフィール】
前坂 俊之(まえさか としゆき)
ジャーナリスト・ノンフィクション作家。
岡山市生。慶應大経済学部卒、1969年、毎日新聞社に入社。情報調査部副部長などを経て、1993年、静岡県大国際関係学部教授、
その後名誉教授に。専門はメディア、国際コミュニケーション論。以後は生涯ジャーナリストを目ざし、
日本記者クラブを拠点に、取材活動、ブログに『地球の中の日本、世界史の中の日本人』
http://www.maesaka-toshiyuki.com/
に『日本リーダーパワー史』「百歳学入門」など多数を連載中。
著書には
『兵は凶器なり・戦争と新聞』 社会思想社 1986
『言論死して国ついに亡ぶ・戦争と新聞』社会思想社 1993
『メディアコントロール—日本の戦争報道』 旬報社 2005
『「写説」占領と単独講和』 ビジネス社 2006
『太平洋戦争と新聞』 講談社学術文庫 2007
『百寿者百語』 海竜社 2008
『痛快無比!ニッポン超人図鑑』 新人物文庫 2010
『インテリジェンス外交』 祥伝社 2010
『日露インテリジェンス戦争を制した明石元二郎大佐』新人物往来社 2011
『世界史を変えた「明治の奇跡」』(川上操六)海竜社 2017
『電子書籍,キンドル版「新聞記者の冤罪/死刑追及の旅』(22世紀アート)2019
など多数。

 – IT・マス

 - 人物研究, 戦争報道, 現代史研究

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