前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

『F国際ビジネスマンのワールド・ウオッチ(81)』 デーブ・スペクターは「3/11でゴジラが東京湾に現れるまで米国には戻らない」(NTY)

      2015/01/01

    『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(81)』 

 

 

決定版★◎< NYT    BY     MARTIN  FACKLER

 

“ American’s Star Power Unrivaled in Japan ”(8/22)

 

 “このアメリカ人(デーブ・スペクター)の人気者

としての実力は、日本では無敵である

F氏の「異文化コミュニケーションの天才・デーブ
の涙が流れるいい話」!!!


★本にもなった彼のギャグ集は震災直後に被災民を励ましている 

秀作「現地の作業員が命懸けで頑張っているのに、首脳陣が

責任のがれをしてる電力会社 ー逃電 」

★2011年、東電の原発爆発の際、「私は、ゴジラが東京湾に現れ

るまでは米国には戻らない」とスペクター氏は宣言、

視聴者は涙したと言う。

 

    http://www.nytimes.com/2014/08/23/world/asia/unknown
-in-america-david-spector-carves-out-niche-in-japan.html?_r=2

 

  

★<F氏の泣けるコメントです>!!


   1.  この記事の話題の主、デーブ・スペクターを知らない日本人は極めて

     稀ではないか?「デーブ・スペクターは日本では日常的に使われる名前

     である」と筆者 Fackler氏 は言う。

 

     スペクター氏得意のクールギャグのツイートは人気沸騰で、彼のTwitter

     のフォロワーは8/31現在51万人を越え、既に超大物セレブである。

 

          本にもなっている彼のギャグ集の秀作、震災直後に被災民を励ましている

    「現地の作業員が命懸けで頑張っているのに、首脳陣が責任のがれをしてる

     電力会社 ーー 逃電 」、「こんな夜に少しでも暖かくなってもらい

     たくて、ささやかなギャグです : 心の暖かい女優 ー 毛糸・ブラ

     ンケット」(2013年のアカデミー賞主演女優の柔和で芯の強い個性的

     なイメージを見事に重ねています)。 日本、日本人を心から愛している

     スペクター氏の少年の様な人間性が滲み出ていませんか?

 

     このNYT,Fackler氏の秀逸な報道は、スペクター氏が TV,ラジオやイベ

     ントを通じ、長年、日本人のお茶の間から愛され続けてきた理由と、彼の

     日本と日本人を愛して来たその生き方に迫っている。

 

   2.  筆者は、「スペクター氏は、外国人タレントの最後の生き残りである、彼の

     最も秀でた所は、その持続力と言う事につきる。その30年に亘る持続力は

     、日本という国と日本人の細やかな感受性に尊敬の念を表したいというスペ

     クター氏の意欲に根差している」という。

 

     幼少時から日本と日本のポップカルチャーを知り、「日本」にのめり込み、

     TVの台本作者としてABCを説得して強引に日本に長期滞在を敢行し、日本の

     「クレージーなTV映像」を本国に送り続ける。「私は、今では日本で有名人

     になったが、そうなる遥か以前に、日米のポップカルチャーを交流させる仕

     事に嵌まっていた」とスペクター氏は言う。好きな仕事を懸命にやって来た

     らいつの間にか30年経過していた、と言わんばかりである。

 

   3.  日本と日本人の情報を30年間吸収し続け、主にポップカルチャーの世界で

     日米に映像とコメントを送り続ける知的な作業をベースロードに、評論とギャ

     グでは日本のTVの世界では欠かす事の出来ない、多勢のファンを獲得してい

     るスペクター氏ならでは発言、「私は拳銃を光らせて現れる事は出来ないが、

     着物を着て歩き回る事もしたくない。私は微妙にバランスを取って歩く、そ

     の歩き方を知っている。だから日本人は最も過敏になる国内問題でさえ、私

     には何でも自由に話をさせてくれる」

 

     「それこそが、私の今迄の努力の成果である、と考えている」

 

     2011年、東電の原発爆発の際、「私は、ゴジラが東京湾に現れる迄は米

     国には戻らない」とスペクター氏は宣言、視聴者は涙したと言う。日本人は

     スペクター氏の掌の上にある。

 

                               

        訳していて、この記事のインタビュー、スペクター氏の実像を良く引き

        出していると思いました。ここ迄大成するのに、毎日3、4時間しか寝

        ていないという噂です。

 

        知的な蓄積も相当なもので、TVのお笑いは氷山の一部ですね、もっと

        多方面に発言させたいと思いました。勉強になりました。

  

                        

 

 http://www.nytimes.com/2014/08/23/world/asia/unknown-in-
america-david-spector-carves-out-niche-in-japan.html?_r=2

 

 

      2014/8/22  NYT    BY     MARTIN  FACKLER

 

      Americans Star Power Unrivaled in Japan

 

 “このアメリカ人の人気者としての実力は、日本では無敵である

 - 人物研究 , , , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
世界/日本リーダーパワー史(929)-『トランプ大統領が招く「米国孤立」と世界経済の混迷、世界恐慌の悪夢』(上)『米中関税戦争が本格化!』★『北朝鮮に完全非核化の意思なし』

  トランプ大統領が招く「米国孤立」と世界経済の混迷― 世界大恐慌によ …

知的巨人の百歳学(150)人気記事再録/百歳学入門(59)三井物産初代社長、『千利休以来の大茶人』益田 孝(90歳)『「鈍翁」となって、鋭く生きて早死により,鈍根で長生き』★『人間は歩くのが何よりよい。金のかからぬいちばんの健康法』★『 一日に一里半(6キロ)ぐらいは必ず歩く』★『長生きするには、御馳走を敵と思わなければならぬ』★『物事にアクセクせず、常に平静を保ち、何事にもニブイぐらいに心がけよ、つまりは「鈍」で行け。』

    2012/12/06 &nbsp …

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(63)記事再録/児玉源太郎伝(4)『日露戦争<黄禍論>に対し日本を高く評価した英国タイムズ』★『『黄禍論』に対して―日露戦争で国際法の慣例に従って戦争を遂行している徳性ある日本」 <英国タイムズ紙、1905(明治38)年1月7日記事>』

      2016/03/05/日本リーダーパワ …

『Z世代のための 百歳学入門(216)』<松原泰道老師!百歳>『 生涯150冊、百歳こえてもマスコミ殺到!』★『 その百歳長寿脳の秘密は、佐藤一斎の『言志晩録』に「見える限り、聞こえる限り、学問を排してはならない、とある。私も、いまや、目も見えない、耳も聞こえませんが、読み、書く、話すことは生涯続けたいと思います』

  2018/03/17    …

no image
現代史の復習問題/「延々と続く日韓衝突のルーツ⑧』記事再録/1894(明治27)年7月13日付『英国タイムズ』『(日清戦争2週間前)「朝鮮を占領したら、面倒を背負い込むだけ』★『日本が朝鮮を征服すれば,この国が厄介きわまりない獲物であることを思い知らされる一方,中国にはいつまでも敵意を抱かれることになる』

『中国紙『申報』などからみた『日中韓150年戦争史』㊽『英タイムズ』「(日清戦争 …

『Z世代へのための<日本史最大の英雄・西郷隆盛を理解する方法論>の講義⑲』★『山本七平は「日本人とユダヤ人」のなかで「勝海舟は世界史の中でも傑出した偉人だが、彼は西郷隆盛を自分以上の大人物だったと絶賛』★『尾崎行雄と並ぶ<憲政の神様>犬養毅は西郷隆盛とは面識がないが、弟の西郷従道はよく知っており、その犬養毅による西郷隆盛のどこが偉いのか』

    2010/08/08 日本リーダーパワー史 …

no image
★<人気リクエスト記事再録 2009/02/10>昭和戦後最大の冤罪事件の真犯人が語る『全告白・八海事件-これが真相だ(下)サンデー毎日1977 年9 月18日掲載』★『異常に発達した自己防衛本能』★『検事が書く台本を覚えて法廷に』★『法廷なれで度胸が一層つく』

   八海事件の真相 (下)  サンデー毎日1977 年9 月18日掲載 異常に …

<まとめ>日本史上最大の巨人・西郷隆盛・勝海舟を研究せずして『明治維新』を知ることはできん。NHK大河ドラマ『西郷どん』なんか見ていてはわからんよ。

<まとめ>日本史上最大の巨人・西郷隆盛・勝海舟を研究せずして『明治維新』を知るこ …

no image
日本リーダーパワー史(90)名将・川上操六⑬田中義一のペテルスブルグでの活躍(下)<ダンスとギリシャ正教に入信>

日本リーダーパワー史(90) 名将・川上操六⑬田中義一のペテルスブルグでの活躍( …

no image
★『地球の未来/明日の世界どうなる』< 東アジア・メルトダウン(1079)>『米朝開戦への行方』★『「北朝鮮を完全破壊するほか選択肢ない」 トランプ大統領、国連総会で演説』●『安倍首相:北朝鮮は不拡散体制の「最も確信的な破壊者」-国連演説』★『金正恩は「側近による暗殺」を恐れ核ミサイルから手を引けない』★『核施設のみならず一瞬で北朝鮮の全焦土化狙う米国 中露の支援断ち切るには不可欠、求められる日韓の覚悟』

★『地球の未来/明日の世界どうなる』 < 東アジア・メルトダウン(1079 …