日中韓異文化理解の歴史学(3)<まとめ記事再録>『日中韓150年戦争史の原因を読み解く』(連載70回中、37-50回まで)★『甲午農民戦争、閔妃と大院君の朝鮮王宮の腐敗と内部抗争、金玉均の暗殺、李鴻章の陰謀、日本の圧力、 ロシアの侵攻の三つどもえの対立が日清戦争へと爆発』●『英タイムズの警告(日清戦争2週間前)「朝鮮を占領したら、面倒を背負い込むだけ(アイルランドと同じ)』★『「日清戦争開戦10日前『中国が朝鮮問題のため日本と一戦交えざるを得ないことを諭ず(申報)』●『<日本はちっぽけな島国で鉱山資源には限度があり,倉庫の貯蔵も 空っぽで,戦争になれば紙幣も流通しなくなり,商店は寂れて.たちどころに困窮してしまう。 中国は日本に必ず勝利するのだ』
2017/07/06
『日中韓150年戦争史』㊲ ロシア皇太子暗殺未遂事件(大津事件
)英紙『ノース・チャイナ・ヘラルド』1891(明治24)5月
http://www.maesaka-toshiyuki.com/history/296.html
『中国紙『申報』からみた『日中韓150年戦争史』㊳興亜説について
(榎本武揚の興亜会の設立)明治23)年8月
http://www.maesaka-toshiyuki.com/person/295.html
『中国紙『申報』からみた『日中韓150年戦争史』㊴日本は漢学を尊重すべし」
(1891(明治24)年7月)
http://www.maesaka-toshiyuki.com/war/292.htm
『中国紙『申報』からみた『日中韓150年戦争史』㊵『黄夢●(田へん宛)君の『扶桑攪勝集』の後に書す』
1891(明治24)年8月
http://www.maesaka-toshiyuki.com/war/275.html
『中国紙『申報』からみた『日中韓150年戦争史』㊶『日本の軍備を論ず』(中国と日本の演習の違い)
1893(明治26)年4月
http://www.maesaka-toshiyuki.com/war/272.html
『中国紙『申報』などからみた『日中韓150年戦争史』㊷「日清戦争への引き金となった上海での金玉均惨殺事件」
http://www.maesaka-toshiyuki.com/war/269.html
―――――――――――――――――
『中国紙『申報』などからみた『日中韓150年戦争史』㊸『朝鮮の革命』(日中韓ロシアの三つどもえの抗争が日清戦争へ)
http://www.maesaka-toshiyuki.com/war/266.html
<甲午農民戦争、閔妃と大院君の朝鮮王宮の腐敗と内部抗争、金玉均の暗殺、李鴻章の陰謀、日本の圧力、
ロシアの侵攻の三つどもえの抗争が日清戦争への引き金に>
『中国紙『申報』などからみた『日中韓150年戦争史』㊹日清戦争勃発1ヵ月前の『ノ-ス・チャイナ・ヘラルド』『申報』の報道」
http://www.maesaka-toshiyuki.com/history/263.html
『中国紙『申報』など外紙からみた『日中韓150年戦争史』㊺ 「日清戦争の勃発はロシアの脅威から」
(英『タイムズ』)
http://www.maesaka-toshiyuki.com/war/261.html
日清戦争勃発約1ヵ月前の英タイムズの分析―「ロシアの不凍港獲得の南下政策で「朝鮮支配
」を着々と進めていることに、危機感を持った日本が日清戦争に踏み切った」
『中国紙『申報』からみた『日中韓150年戦争史』㊻「(開戦3週間前)甲午戦争(日清戦争)
が始まることを論ず」
http://www.maesaka-toshiyuki.com/war/252.html
『中国紙『申報』からみた『日中韓150年戦争史㊼ 「日本か朝鮮を取ろうとするのは,
ロシア人の術中に陥っていることを論ず」
http://www.maesaka-toshiyuki.com/war/251.html
――――――――――――――
『中国紙『申報』などからみた『日中韓150年戦争史』㊽『英タイムズ』
「(日清戦争2週間前)「朝鮮を占領したら、面倒を背負い込むだけ」
http://www.maesaka-toshiyuki.com/war/249.html
植民地経営、外交能力トップの英国からの日清戦争2週間前にズバリ忠告―
これは現在の日中韓、北朝鮮との外交戦にも大変参考になる英国流の
外交インテリジェンスである。
―――――――――――――――――
『中国紙『申報』からみた『日中韓150年戦争史』 ㊾ 「日清戦争開戦10日前)
『中国が朝鮮問題のため日本と一戦交えざるを得ないことを諭ず』
http://www.maesaka-toshiyuki.com/war/248.html
(日清戦争開戦10日前)-『中国か朝鮮問題のため日本
と一戦交えざるを得ないことを諭ず』<日本はちっぽけな島国で鉱山資源には限度があり,倉庫の貯蔵も
空っぽで,戦争になれば紙幣も流通しなくなり,商店は寂れて.たちどころに困窮してしまう。
中国は日本に必ず勝利するのだ>
『中国紙『申報』からみた『日中韓150年戦争史』㊿(日清戦争開戦1週間前)-『
戦いに及んでは持久戦とすべきを論ず』
http://www.maesaka-toshiyuki.com/war/246.html
<この連載も50回におよんだが、中国側の日本観に一貫している主張は
➀日本は中国の国土、人口、資源の10分の1以下のちっぽけな小国である。
② 日本は中国から漢字、儒教仏教の宗教、思想、政治経済、統治システムをそっくりも輸入した
中国文化コピーである。
③ 中国がいわば宗主国である。朝鮮は1000年前から、中国を宗主国として仰ぎ、朝貢している
「属国」であるという『中華思想』『事大朝貢体制』はいまも少しも変っていない。
外国観もこの「中華思想」からで進歩していない。
現在は中国共産党一党独裁の独善的非民主主義国家である。
④ 明治以来、日本は西欧のすべてを物まねし、中国の属国だった琉球王朝、台湾、朝鮮を、
中国が大目に見ていると勝手に武力で侵略した。
⑤ 中国に対して日本は一貫してごう慢、無礼な態度をとり続けて、狡猾な手段でもって中国の領土
を狙っている。
⑥ 今回の日清戦争前夜の記事もこうした調子で書かれており、大国中国が小国日本に
負けるわけがないという内容である。『英タイムズ』「ニューヨークタイムズ」の分析記事は
日清両国の軍備、戦力、武器、兵隊の戦闘能力までも客観的、科学的、具体的に数字も上げて
比較検討しているのと大違いである。
⑦ 120年前の日清戦争の時代に、近代科学、合理的な思考力を備えていた西欧とそれに一歩でも
近づこうとした日本と、封建的な思想、「中華思想」による「メンツの思考と行動から
一歩も脱せられてない清国(中国)がいざ、戦端を開いてみれば、どんな結果になったかー
『申報』のバックナンバーを読むとよくわかる。
(前坂俊之)
関連記事
-
天才経営者列伝①本田宗一郎の名言、烈言、金言ピカイチ『成功は失敗の回数に比例する』★『得手に帆を上けよ』
2009、08,15 天才経営者列伝①本田宗一郎の …
-
『オンライン講座/日本興亡史・決定的瞬間の決断突破力の研究 ㉓』★『 帝国ホテル・犬丸徹三が関東大震災で示した決断・実行力 に学ぶ』★『帝国ホテルはフランク・ロイド・ライトの設計で新館が完成し、大正12(1923)年9月1日正午から『新館落成記念披露宴』が開催予定だった。まさにこの1分前にマグニチュード7.9の未曽有の関東直下型大地震が起こった』★『帝国ホテルの歴史的決定的瞬間に犬丸支配人はどう行動したか、歴史はその時、動いた』
2011/04/03 日本リ …
-
『リーダーシップの日本近現代史』(50)記事再録/『日本戦争外交史の研究』/『世界史の中の日露戦争』㉒『開戦3ゕ月前の「米ニューヨーク・タイムズ」の報道』★『国家間の抗争を最終的に決着させる唯一の道は戦争。日本が自国の権利と見なすものをロシアが絶えず侵している以上,戦争は不可避でさほど遠くもない』
2017/08/19『日本戦争外交史の研究』/『世界史 …
-
『リーダーシップの日本近現代史』(268)★「昆虫記(全10巻)を完成したファーブル(91歳)は遅咲きの晩年長寿の達人』★『56歳で第1巻を刊行、生活苦と無名の中で全10巻を30年かかってやっと完成した』★『どんな虫にも役割と価値があり、無駄な死などない』★『死は終わりではない、より高貴な生への入り口である』
2013/07/30 / 百歳学入門(79)記事再録 ▼「 …
-
日本メルトダウン(1003)―『トランプ「IT会談」全詳細/官邸ホットラインはティール主導で』●『「世界で最も影響力のある人物」ランキング プーチン大統領が4年連続の首位』★『世界のIT長者 日本からZOZO前澤社長が資産2,600億円で初ランクイン』●『東京23区「平均年収ランキング」圧倒的1位は902万円の……』●『東京23区「平均年収ランキング」圧倒的1位は902万円の』★『「英語力ランキング」日本30位で韓国下回る 政府の教育支出が低すぎ?』●『「世界人材調査」日本は61カ国中26位(語学力ワースト2位)、韓国総合31位、中国40位』
日本メルトダウン(1003) トランプ「IT会談」全詳細 官邸ホットラ …
-
日本リーダーパワー史(672)日本国難史にみる『戦略思考の欠落』(54)「日清、日露戦争勝利の陰で川上操六、田村怡与造、児玉源太郎と三代歴代参謀総長(次長)はそろって日本救国のために殉職(過労死)した。
日本リーダーパワー史(672) 日本国難史にみる『戦略思考の欠落』(54) …
-
『世界が尊敬したスーパー日本人』ー『世界議会史上最長のギネス政治家(議員生活六十三年)の尾崎行雄(咢堂)
『世界が尊敬したスーパー日本人』 世界議会史上最長のギネス政治家〔議員生活六十三 …
-
日本風流人列伝(35) アイヌ「ユーカラ」研究の金田一京助はメチャおもろい
日本風流人列伝(35) アイヌ「ユーカラ」研究の金田一京助はメチャおもろい &n …
-
『オンライン/日本恋愛史講座』★『今年は日米戦争から80年目』★『1941年12月、真珠湾攻撃を指揮した山本五十六連合艦隊司令長官が1日千秋の思い出まっていた手紙は愛人・河合千代子からのラブレターであった』
日本リーダーパワー史(60) 真珠湾攻撃と山本五十六の『提督の恋』 …
-
日中北朝鮮150年戦争史(41)『日中歴史復習問題』★「日清戦争の内幕ー中国人民軍(清国軍)もらった「売命銭」分しか戦わない、汚職腐敗軍隊。 中国3千年の歴史は皇帝、支配者の巨額汚職、腐敗政治であり、「習近平政権」(1党共産党独裁)にも延々と続いている。①
日中北朝鮮150年戦争史(41) 日清戦争敗北の原因「中国軍(清 …
- PREV
- 日中韓異文化理解の歴史学(2)(まとめ記事再録)『日中韓150年戦争史の原因を読み解く』(連載70回中、21ー35回分)★『申報、英タイムズ、ルー・タン、ノース・チャイナ・ヘラルドなどの外国新聞の報道から読み解く』●『朝鮮半島をめぐる150年間続く紛争のルーツがここにある』★『「 日本か朝鮮を狙うのは有害無益な ことを論ず」(申報)』●『 西欧列強下の『中国,日本,朝鮮の対立と戦争』(英タイムズ)』●『 長崎事件を語る」 (日本は国力、軍事力で中国には全くかなわない)申報』
- NEXT
- 日中韓異文化理解の歴史学(4)<最重要記事再録>日中のパーセプションギャップ、コミュニケーションギャップの深淵』★『(日清戦争開戦1週間前ー「戦いに及んでは持久戦とすべきを論ず」(申報)』★『120年前の日清戦争で近代科学思想、合理的精神の西欧列強に一歩でも近づこうとした日本と、1000年にわたる封建的、儒教精神の旧弊で風水の迷信に凝り固まった「中華思想」、メンツから一歩も発展していない清国(中国)が戦端を開いてみれば、どんな結果になったか ー新聞『申報』のバックナンバーを読むとよくわかる。』