前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

速報(288)『高浜1号圧力容器脆性遷移温度が95度になった意味 小出裕章(MBS)』●『東日本2500万人移住、日本崩壊の4号機を」

   

速報(288)『日本のメルトダウン』


前坂俊之(ジャーナリスト)
 
 
 
2012年4月26日
2012年4月25日(月)、MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」に、小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)が出演されました。
メインテーマは……。
・高浜原発1号機の脆性遷移温度が95度になったこと
・農水省がスーパー等にセシウム規制は国基準でという通知を出したが「食品メーカーなどの独自の規制を否定するものではない」と事実上撤回したこと
についてです。
内容
2012年4月25日【水】
北朝鮮ミサイルの裏で日本の対応は?
北朝鮮がミサイルの発射を予告したことで、世界がその発射の瞬間を注目しました。マスコミも、そして、日本の自衛隊も。実際、北朝鮮のミサイルはどのくらいの脅威だったのか?そして、対応した日本の自衛隊の動きは適当だったのか?今回の日本の対応をどのように見るべきなのか、軍事ジャーナリストの前田哲男さんと話をしていきます。
京都大学の小出先生には原発事故関連ニュースを解説してもらいます。
録音
▼20120425 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
 

 
2012年4月24日
2012年4月22日(日)、小出裕章氏の講演会「小出裕章さんの反原発教室「優しく生きることと原子力」」が、青山学院講堂にて行なわれました。
録画

管理人より)お恥ずかしながら初めて私も参戦しました(汗)。楽屋にて小出さんにご挨拶させていただきました。気持ちをまた新たに運営していきたいと思います。これからも皆様どうぞ宜しくお願いいたします。
 
 
 
東日本2500万人移住、3.11とは桁違い日本崩壊する4号機の危険性を世界中が心配している。肝心の日本政府が無視とは・・・中央機能してますか?
2012-04-18 http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2012/04/post-e4b9.html
〔フクイチ・核燃料プール・資料〕 ロン・ワイデン米上院議員 藤崎駐米大使あて書簡/
 プラス 大沼のコメント
 → http://wyden.senate.gov/library

 関連ブログ記事 → http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2012/04/reuters-alert-f.html

  上記リンクの 04/16/12 に、16日付けのPDFファイルの書簡が収録されている。

 ワンデン議員はまた同日付けで、クリントン国務長官、チュー・エネルギー長官、ヤツコNRC委員長にもフクイチSFP問題の解決に動くよう求める書簡を送っている(いずれもPDFファイルで収録)


    #

 日本政府は、ワイデン議員が求めている「4号機などフクイチ使用済みプール」の是正・解決問題を、軽く考えてはいけない。

 ワイデン議員は米西海岸オレゴン州の選出。
 フクイチ発の放射性降下物は、米国内ではオレゴンに最も降り注いだ。

 こんご、とくに4号機のプールが地震などで倒壊するようなことがあれば、フクイチ発の、3.11など比べ物にならない桁違いの放射能が襲いかかってくる……

 ワイデン議員は、それを知っている。

 日本政府が、絵に描いた「工程表」にこだわり、グズグズしようものなら、フクイチ死の灰オレゴン汚染の賠償要求などにも動きかねないし、動ける立場にある。ワイデン議員は米上院エネルギー委員会の古参メンバーである。

 日本政府は隠しだてせず、フクイチの真実の姿を国際社会に明らかにし(各国政府はもちろん、フクイチの実態をつかんでいる)、世界に救援・支援を求めながら、早急に「フクイチSFP対策」に乗り出すべきだ。

 繰り返すが、再稼働よりも、フクイチだ!

 フクイチはいまや、世界破局の引き金を引く、いまそこにある究極の脅威と化している。4SFPはすでに各国の存在すら脅かす国家安全保障上の問題と認識されている。

 4SFP(および4号機)の実態を日本国民には隠すことができても、諜報機関を持った各国政府を騙すことはできない。

 東電は(おそらくは日本政府の指示で)、まるでワイデン議員の書簡送付に合わせるように、「4号機プール・カバー」の青写真を発表したが、同議員が求めているのは、地震による崩壊防止対策の具体化(完璧化)と早急な核燃の撤去である

Posted by 大沼安史 at 08:53 午前 | Permalink

 - 現代史研究 , , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

『 2025年は日露戦争120年、日ソ戦争80年とウクライナ戦争の比較研究④』★『長岡・児玉の「有坂砲」の移設、砲撃で二〇三高地占領、旅順陥落を実現した』★『レーニンは「ヨーロッパの全新聞が難攻不落の折り紙をつけた旅順港要塞を、ちっぽけな、今まで誰からも 馬鹿にされていた日本がわずか8ヵ月で攻略した。いざ、学ばんかな、日本人に!」と絶賛した』

2016/01/17  日本リーダーパワー史(643)、日本国難史にみ …

no image
世界史の中の『日露戦争』⑲ 『日本軍、日本人は祖国存続のために戦う』『ノース・チャイナ・ヘラルド』(開戦25日目)

   世界史の中の『日露戦争』⑲  英国『タイムズ』米国「ニューヨーク …

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(7)記事再録/日本国難史にみる『戦略思考の欠落』⑦明治政府が直面した「日本の安全保障問題」対外的軍備を充実、ロシアの東方政策に対する防衛策、朝鮮、 中国問題が緊急課題になる>

   2015/11/25/日本リーダーパワー史( …

no image
世界/日本リーダーパワー史(913)-米朝首脳会談(6/12日)を前に7回目の日米首脳会談(6/7)でトランプ氏は拉致問題提議を確約、安倍首相は北朝鮮と直接交渉する、と明言』★『トランプ氏「朝鮮戦争終結、合意あり得る」北朝鮮と調整』★『「安倍首相大慌て!トランプ心変わりの深刻度―日米首脳会談が「分かれ道」になる可能性」』★『安倍政権は今こそトランプと距離を置く時ではないか』

  トランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による初の米朝首脳会 …

no image
日本メルトダウン脱出法(796)「中国企業と国家:一段と厳しくなる締め付け (英エコノミスト誌)」●「古舘伊知郎、「報道ステーション」降板の理由 「12年を一つの区切りと思った」●「軽減税率というポピュリズムが政治を汚染する 200億円で新聞を「買収」した安倍政権」

 日本メルトダウン脱出法(796) http://jbpress.ismedia

日本リーダーパワー史(537)三宅雪嶺の「日英の英雄比較論」―「東郷平八郎とネルソンと山本五十六」

 2015/01/15日本リーダーパワー史(537)記事再録 &nbs …

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(241)/★『1945年(昭和20)8月、終戦直後の東久邇宮稔彦首相による「1億総ざんげ」発言の「 戦争集結に至る経緯,並びに施政方針演説 』の全文(昭和20年9月5日)

    2015/12/10 &nbsp …

no image
記事再録/知的巨人たちの百歳学(119) 江崎グリコ創業者・江崎利一(97歳) 「健康第一の法」「噛めば噛むほど、うまくなる」 『健康法に奇策はない』

知的巨人たちの百歳学(119)  江崎グリコ創業者・江崎利一(97歳) …

no image
『国葬にされた人びと』・・元老たちの葬儀

1 <2005 年4 月> 『国葬にされた人びと』・・元老たちの葬儀 前坂俊之 …

no image
日本リーダーパワー史(655) 『戦略思考の欠落』(48)日清戦争敗北の原因「中国軍(清国軍)の驚くべき実態ーもらった「売命銭」分しか戦わない➡中国3千年の歴史は皇帝、支配者の巨額汚職、腐敗政治で「習近平政権」も続いている。

日本リーダーパワー史(655) 日本国難史にみる『戦略思考の欠落』(48)   …